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恋する春画: 浮世絵入門 (とんぼの本)

恋する春画: 浮世絵入門 (とんぼの本)

恋する春画: 浮世絵入門 (とんぼの本)

作家
橋本治
出版社
新潮社
発売日
2011-06-01
ISBN
9784106022197
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恋する春画: 浮世絵入門 (とんぼの本) / 感想・レビュー

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アズル

江戸時代の性は、現代の性の価値観とは全く違っていたことがよくわかりました。明治に入って、キリスト教的な性や愛の捉え方になっていったことは、大学時代に授業で知りました。江戸の考え方がさっぱりしていて、妙にすがすがしく思えました。時々、眺める本になりそう。

2014/12/29

akihiko810/アカウント移行中

春画入門。印象度B  今度の読書会テーマが「歴史」なので、春画関連の本を読んでみるか、と本書を手に取った。が、本書は入門すぎて、読書会の発表には向かないかも… 江戸時代のエロは淫靡なものというよりあっけらかんとしたもので、特に笑本は「笑い」と密接に関係したもののようだ。 橋本治の「大江戸セックスライフ」の項が面白かった。 あと、おっぱいフェチの少ない(ほぼない)江戸時代において、喜多川歌麿はおっぱいもの「願ひの糸ぐち」などを残したという

2023/01/26

マカロニ マカロン

個人の感想です:B。『たゆたえども沈まず』(原田マハ)読書会関連本。本書は『芸術新潮』2010年12月号特集を増補、再編集したもの。画商林忠正の取り扱った浮世絵の中には春画も二割程度あったと推測できる。その春画が19世紀末から20世紀の画家たち印象派や、エゴン・シーレ、クリムト、ピカソに与えて影響は大きそうだ。春画は裸体の男女が複雑な体位をとっているが、男女双方の顔と性器が見えるように描かれている。この解剖学的にあり得ない画角がのちのキュビズムに影響を与えた可能性もあるかもしれない?

2022/05/20

及川まゆみ

ユーモラスです。版画技術がすごいし、楽しい本。人によってはドン引き覚悟。でもこういう企画って素晴らしいと思うのです。

2015/01/27

sawa

★★★★☆ 日本人は元々性に対しておおらかであり、明治以降キリスト教思想が入ってきたことによって、性がタブー化されたのだという。春画に出てくる男女はみんな明るく性生活を謳歌しており、実に楽しそうなところがいい。いやらしい楽しみだけではなく、とっても笑えて、やっぱり江戸の文化っていいなあ。(図)

2011/07/29

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