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石井桃子のことば (とんぼの本)

石井桃子のことば (とんぼの本)

石井桃子のことば (とんぼの本)

作家
中川李枝子
松岡享子
若菜 晃子
松居直
出版社
新潮社
発売日
2014-05-23
ISBN
9784106022517
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石井桃子のことば (とんぼの本) / 感想・レビュー

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❁かな❁

編集者、翻訳家、作家として戦後の児童文学を築き上げた石井桃子さんの業績や言葉など色々詰まった作品。石井さんがこの世に送り出した子どもの本はなんと二百冊以上!石井さんの全著作リストも掲載。小さい頃に読んだ、うさこちゃんシリーズやピーターラビットシリーズもあり嬉しかったです♪うさこちゃんシリーズやプーさんは娘が生まれてからも一緒に読みました!素敵なお人柄がよくわかり、いい言葉が多数載ってます!『いい本は年をとらず、いつも新しい』『かつてあったいいことは、どこかで生き続ける』『本は一生の友達』。良かったです★

2014/09/12

shikashika555

少し前の書店のフェア棚で偶然目にした。 石井桃子の児童書を読んだ経験と 必ずどこかで見る論評、それから太宰の憧れの人であったという三点から 興味を持っていた翻訳家であり評論家であり作家である。 それから新潮社の「とんぼの本」シリーズであったこと。 実家の書架に何冊かあり、主に名所案内本の印象を持っていたが 写真が多く読みやすかった。 昨今出版社さえも少なくなっている中、とんぼの本シリーズがまだあったことに驚きと嬉しさがあり、即購入。 明治40年生まれ、美しい方の日本を 精一杯生き 才能を発揮した人。

2021/08/26

ヒデミン@もも

素晴らしい本でした。図書館の新刊棚でひっそりと売れ残っていたこの本に飛びついた。この本を選んでくれた司書さん?に感謝。私の中の石井桃子さんは、プーさん、ミッフィー、ピーターラビットの訳者。大好きな小さいおうち。くいしんぼうのはなこさん、ありこのおつかい。そして、子供の頃読んだはずなのにタイトルしか思い出せないノンちゃん雲に乗る。この作品、石井さんが兵隊に行っている友人の憂さ晴らしに書いたとか。その友達は「読んでる時だけ人間になっている」と言ってくれたそう。これは是非とも読まねば。

2014/06/09

ロア

これが本当のプーだったのか!超可愛いではないか(*゚ω゚*)今までディズニープーしか知らず、プーの見た目を可愛いと思った事がなかった私は断然パディントン派だったのですが、オリジナルプーをこの本で初めて見てその別物具合に驚愕しました。シルエットとか微妙な角度とかがいちいち可愛らしい〜♡(*´ㅈ`*)翻訳者の石井桃子さんのお仕事などをまとめた本書。懐かしい絵本もいっぱい。石井さん本人は裕福なご家庭の末っ子として何不自由なく育ち、思うがままに生きて望みを叶えまくった人生を送ったのですねぇ。羨ましい(*´Д`*)

2017/01/16

ゆう

スローペースだけど今年は児童文学に出会い直している(つもり)。そのなかで改めて石井桃子さんのお仕事に心惹かれ、本書を手にとった。本書にはご自身の言葉だけではなく、共に仕事をした方々や、留学先で出会った海外の児童文学者、プライベートを共にした友人など、様々な人々の言葉が収められている。「厳しい方ではありましたが、厳しさが冷たさじゃない。暖かさをもつ厳しさです。いや、厳しさというよりも、いつもほんとのものを求めてらしたということですね。」その希求心が豊かな作品群となって今ここにあることの喜び、誇らしさ、有難さ

2019/08/15

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