古事記 日本の原風景を求めて (とんぼの本)
古事記 日本の原風景を求めて (とんぼの本) / 感想・レビュー
aloha0307
古事記 大学のとき原文に挑戦もすぐに撃沈。10年ほど前、口語訳を読み始めたが長~い名前の神様が何人も(その関連性も?ばかり)。そして物語も(失礼ですが)あまりにとりとめがなく 己の読書力では挫折..です。注釈、系図や写真満載の本書でようやく古事記の世界の端緒を知ることができました。やはり、オホクニヌシに惹かれます。国譲り~滅びの美学 を確かに感じます。こどものころは出雲神話はフィクションでしたがその後巨大遺跡が発掘され、出雲王国実在の可能性が高いとのこと。NHK大河ドラマでこの時代を扱ってくれないかな..
2018/03/18
まりこ
図書館より☆神様はここにいる。神話のふるさとを巡り日本最古の歴史書を読み解く。
2017/10/15
はるわか
日本創世の舞台。出雲の繁栄の果てに。日向に天降る神々。ヤマト王権の光と影。見えてきた都のかたち。
2018/10/30
takakomama
古事記の舞台となったところをオールカラーの写真でビジュアルに紹介。 超速読ユルわかり古事記」(あらすじ)は、5つも名前を持っていたり、神々が似たような名前だったり、恋愛や争いで入り乱れてて、ややこしいです。
2020/02/29
冬峰
面白かった。主に三浦・上野の紀行文と三浦解説の最新研究が。 特に後者の中の「古事記は垂直的な北方系と水平的な南方系の神話が混ざってる」がすげえ腑に落ちた。ずっと日本の神話はどうもわかりにくいと思ってて、そういう構造のせいだって、やっと長年の謎が解けた。それから母系・父系の章。兄妹の禁断の愛の扱いがどう変わっていったか、これもまた興味深い。
2019/11/02
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