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またいつか歩きたい町 (とんぼの本)

またいつか歩きたい町 (とんぼの本)

またいつか歩きたい町 (とんぼの本)

作家
森まゆみ
出版社
新潮社
発売日
2020-10-29
ISBN
9784106022968
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またいつか歩きたい町 (とんぼの本) / 感想・レビュー

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ぶんこ

建物好きですが、もっと好きなのはそんな建物と町とが穏やかに共存している町並み。この本で『重伝建』という言葉を知りました。「重要伝統的建築物群保存地区」という(歴史ある町並みを残す制度)です。文化庁のこの制度を上手に活用して、多くの町並みが保存されていました。学生時代から何度も旅行計画を練ったのに、結果一度も訪れていない所や、全く知らなかった魅力的な所が満載。写真の少ないのが残念ですが、逆に実際に訪れたくなるので良かったのか。できればもっと足腰が達者な時に訪ね歩きたかったです。この本は手元に常備しましょう。

2021/01/26

とよぽん

月刊誌「地域人」(大正大学出版会)収録の記事を再編集した、とんぼの本。図書館で見かけて、森まゆみさんの本と知り、即借りてきた。パラパラ眺めてみようと開いてみたら、おっと失礼。これはこれは日本の伝統的な建物や家並み町並み、衣食住の文化、芸術に及ぶ重厚かつ興味深いルポではないですか。これは、改めてじっくり腰を据えて読まなければもったいないと思って、一読終了。

2024/01/12

yyrn

全国各地にある『伝統的建造物群保護地区(通称デンケン)』を見て歩きたいのは、先人の知恵を「建物」という具体的な形で知ることで日本人に生れて良かったなあと思いたいからだと考えていたが、まあそれもやっぱり後知恵で、見たいから観る、へえーと感心したいから観るというのが正直なところだったが、そんな不遜な考えでデンケン地区に行くと申し訳なく思えるほど、その保存や活用について地元の取組みを色々教えてくれる本だった。出かけたらちゃんとお金を落として来ようと思う。ちなみに、重要なデンケンだけでも全国に126か所もある。⇒

2023/04/16

tetsubun1000mg

旅行雑誌の掲載をまとめた本らしいが、作者の街並みを見る視線があったかくてなごめる。 懐かしい街並みを保存している地区と団体を取材しているが、対応する地元の方々の熱意とこころざしが素晴らしい。 この人たちがいなかったらこの画像の建物はなくなって、朽ち果てたりマンションになったのでは。 森さんとのからみも人間性が伝わり楽しい。 特に新潟の古い町並みが残っている地区の事は全然知らなかった。 北前船の主要な港であったので大変発展していたそうだ。 新幹線の乗り換えで通貨しただけだったので訪れてみたくなりました。

2021/02/18

チョビ

正直ここまで意図的に「またいつか歩きたい町」があるのだな、と思えた。思想一つで歩きたい町が出てくるだなんて、ただ面白そうから、で歩く自分には理解がし難い。それに気づくとだんだん鼻についてくるようになり、イラッとしてきた。町くらいボケッと歩かせろ、というのはイッパンショミンの歩き方なんですかね(そんなことどこにも書いていない)?

2020/12/12

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