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リヴィエラを撃て (新潮ミステリー倶楽部)

リヴィエラを撃て (新潮ミステリー倶楽部)

リヴィエラを撃て (新潮ミステリー倶楽部)

作家
高村薫
出版社
新潮社
発売日
1992-10-01
ISBN
9784106027284
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ジャンル

リヴィエラを撃て (新潮ミステリー倶楽部) / 感想・レビュー

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550ページ、二段組、登場人物が多くて大半が外国人、前後する時系列。読むのに時間がかかったけど最後は読み終えるのが惜しい気持ちになった。抜群の面白さでした。

2017/12/26

Kajitt22

10数年ぶりの再読。私の3大スパイミステリーは、『寒い国から帰ったスパイ』『針の眼』『オデッサファイル』だが、これもその中に入れたい。これはイギリスを舞台にした、日本人が書いた文化大革命時代の裏の中国史ともいえる。 今回は思いついてグーグルアースマップで確認しながら読み進めた。ベルファストの埠頭のダンクルーストリート、ドーバーの港の跨線橋、ロンドンスコットランドヤード前のヴィクトリアストリート、M&Gの商会セントパンクラス等、高村女史の緻密な取材は20年以上たっても確認できる。さて、ブラームスのコンチェル

2013/11/11

あ~や★

初めて読んだ高村作品です。 そして、もう一度読んでみたいと思わせ、生まれて初めて再読させられた小説です。 確かに前半は苦労しました。何度投げようと思ったことか・・・ しかし、根性で読んだことが報われました。 私はこの作品で、高村ファンになりました。 「リヴィエラ」という謎の東洋人をめぐり繰り広げられる、男たちの熱き戦いのドラマ、いや宿命のドラマか・・・ 高村薫という作家はスゴイ!

2015/01/26

akira

高村薫には何度も心を震わせられてきたが、今回が一番すごかったと思う。読了後の脱力感がいつもより強烈に襲ってきました。愛情溢れるすべての登場人物がとても哀しく切なく美しく・・・

2011/05/21

ランラン

頭が混乱するほど登場人物が多く慣れるまで時間がかかり読むスピードも落ちてしまった。話が展開していくにつれジャックに感情移入してしまうほどのめりこんでしまう面白さだった。スパイ対スパイの壮絶な戦いは登場人物がほとんど亡くなってしまうという私にとって前代未聞でした。再読みるとさらに面白さが増すのかもしれない。

2019/01/22

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