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謎とき『風と共に去りぬ』: 矛盾と葛藤にみちた世界文学 (新潮選書)

謎とき『風と共に去りぬ』: 矛盾と葛藤にみちた世界文学 (新潮選書)

謎とき『風と共に去りぬ』: 矛盾と葛藤にみちた世界文学 (新潮選書)

作家
鴻巣友季子
出版社
新潮社
発売日
2018-12-26
ISBN
9784106038358
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謎とき『風と共に去りぬ』: 矛盾と葛藤にみちた世界文学 (新潮選書) / 感想・レビュー

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赤い熊熊

小説を話題にしたこういう本に普段興味はないのですが、著者の訳が良いので、一度読んでみようと購入。なるほど、『風と共に去りぬ』の新訳が読みやすいのは、訳者による真っ当な解釈が訳文にちょこっと入っているからだったのですね。

2019/02/08

jamko

こちらは100分de名著のテキストからさらに踏み込み、作者ミッチェルの書簡や評伝からも多く引用し、実は複雑なこの小説の企みを読み解いてその奥行きの広さを見せてくれる。また映画に対するミッチェルの冷ややかな態度も原作を読み解けば理解できるし、実際20年ぶりくらいに映画も見てみたんだけど確かに物語の筋を追ってるだけで原作の魅力をちゃんと映像化してるとは言い難いんだけど、でも一方で映画は映画でやっぱり面白い。という皮肉な事実もこの作品の凄みだなぁとしみじみ思うわけです。

2019/01/31

黒豆

100分で名著で取り上げられたことをキッカケに訳者による5分冊文庫による再読を始めたが、図書館の新刊棚に本誌あり先行して読む。残り4分冊の楽しみが増えた。読んでいて何となく感じていたが、ミッチェルにとってメラニーこそが真のヒロインという一説に納得。

2019/01/19

Mana

風と共に去りぬを、GWTWと略すとは初めて知った。なんかカッコいい。 文体に着目というのは目新しかった。あと、メラニーがよく分からない人物になっているのは、最終章を先に書いていたりと執筆順と作品の時系列が異なるからだというのはなるほどと思った。 私のGWTWの評価は、フェミニズムとしては完璧。黒人描写には問題あり。筆者はミッチェルには黒人を差別する意図はなかった。登場人物が語っていることをそのまま捉えるのは困ると言っているけど、当時の人間として当たり前レベルの偏見は持っていたと思う。

2019/02/17

hatori

原作は大昔に一度読んだきりだったので、考察ものは価値がわからないかも?と思いつつ読み進めましたが、大長編をコンパクトにまとめたあらすじに助けられて面白く読めました。文体や物語構造、歴史的背景などを詳細にわかりやすくまとめているので原作の副読本としても役立ちますね。個人的にはメインキャラ四人の分析とそれぞれの関係性の解説が特に興味深かったです。メラニーが裏/真ヒロインという読み解きには納得。メラニー視点だとこの物語はどういう風に語られるのかな。ちゃんと読み返したくなったので、鴻巣訳にチャレンジしてみます。

2019/03/13

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