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「身軽」の哲学 (新潮選書)

「身軽」の哲学 (新潮選書)

「身軽」の哲学 (新潮選書)

作家
山折哲雄
出版社
新潮社
発売日
2019-05-22
ISBN
9784106038396
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「身軽」の哲学 (新潮選書) / 感想・レビュー

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Kazehikanai

2,000年以上も前のインドの賢者が唱えた「四住期」、「学生期」「家住期」「林住期」「遊行期」。その「林住期」を、旅の空の西行、親鸞、芭蕉、良寛に見る。そこには4人に通じる僧でも俗でもない、変容がある。この見方自体はあくまで著者による想像のもので、事実は異なるかもしれない。おそらく異なるだろう。ただ、この本には88歳の著者だからこその諦観を含んだ達観があり、それが「身軽」になるということ。「つひに無能無芸にして、ただこの一筋につながる」(『笈の小文』松尾芭蕉)、人生の極致なのかもしれない。

2019/11/24

良さん

古代インドの老賢者が発見した人生の第三ステージ「林住期」について、これが日本人の生き方にもあったとする。 【心に残った言葉】四つの人生段階とは…学生期・家住期・林住期・遊行期(34頁)/西行という存在と親鸞の運命を同時に考えようとする時、「鎌倉」という言葉は要らない。…同じように、親鸞と芭蕉・良寛を並べて想像をめぐらすとき、「江戸」という言葉は障害にこそなれ、有効であるとはとても思えない。(42頁)

2019/08/20

平成元年ママ

7月5日国分寺紀伊国屋さんで購入読んだ後“存在の軽さ”は“老いの哲学” 序章で体験談語る山折先生。消化器の病気 86歳で循環器の病気で手術。か弱そうで丈夫生命力ある先生。此処から生きる高齢に指針?を与えようと90歳近い先生は毎年執筆。半僧半俗 半聖半俗 お坊さんじゃない一般人で僧侶がお好きな方。西行親鸞芭蕉“家”を持たないという生き方?“奥の細道”は“巡礼” 南東北じゃないといけない理由?「乞食の翁」断食 他者の哀れみ貰って命繋ぐ事を断つのは他者の哀れみ断ち拒絶して命を断つ。脱僧侶 脱俗人。

2019/07/14

Nekotch

ふわふわと、時の流れのなかを漂うような本。TO DOリストに加えたい、「マイルドな家出」。

2020/05/30

特殊体型

親鸞、芭蕉、西行、良寛。著者は四名に林住期というキーワードを見出した。彼らの作品や経歴を深く知らずに、タイトルだけでこの本を読んだからであろうか、彼らの生き方や読んだ句、形跡を一読しただけでは理解できなかった。なぜ彼らがこのような生き方を選んだのか、そして後世に語り継がれるような存在になり得たのか。悩みを行動に移し、行脚し、行脚そのものが林住という生き方なのか。

2020/01/13

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