KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

小説作法XYZ (新潮選書)

小説作法XYZ (新潮選書)

小説作法XYZ (新潮選書)

作家
島田雅彦
出版社
新潮社
発売日
2022-05-25
ISBN
9784106038822
amazonで購入する Kindle版を購入する

小説作法XYZ (新潮選書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

starbro

島田 雅彦は、デビュー以来30年以上に渡って読んでいる作家です。博学の著者らしく、アイロニーに富んだ哲学的な小説の指南書『五輪書』でした。但し、これを読んでも小説を書けないと思います(笑) 著者の作品からの引用多めです(手抜き?) https://www.shinchosha.co.jp/book/603882/

2022/07/07

グラスホッパー

独特の文章と内容だった。自分がなぜ存在するのか、この世とあの世の境目とか、これが島田雅彦であるのだ。さまざまな作家と作品の引用も興味をひかれた。技巧エチュードは、やってみたい。

2022/07/29

amanon

他の人も述べている通り、自分には小説家の資質が欠けているなと痛感(笑)。ただ、各章末に挙げられているエチュードの幾つかは、小説家になるためというのではなく、自らに課す知的訓練として有効ではないかという気がする。また、二十代のうちに本書を読んでいれば、習作的なものでも書いていたかも…と思わされた。小説創作の手引き書である本書は、書き方の実践集であると同時に、古今東西に渡る過去の文学作品の実例にも必然的に触れるわけで、文学入門的な要素も帯びていると言えるかもしれない。終盤の世相批判には、賛否が分かれるか。

2023/01/12

いのふみ

前著『小説作法ABC』より、小説作法の射程距離をより遠くへ伸ばすという試み。ただ単に小説を完成させることよりも、いかに人類の知的富に貢献するかといったところに主眼が置かれている。 「これらを提示されてなお小説が書けるか」と厳しく問われているようでもあり、何なら数多の作家志望者を辞めさせる狙いもあるかもしれないと思うほど。

2023/06/19

noraokapi

自分が小説を書く役に立つとは思えなかったが、面白かった。これを読むと、むしろ、小説は書けなくて当然と思えてくる。

2022/08/09

感想・レビューをもっと見る