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だから日本はズレている (新潮新書 566)

だから日本はズレている (新潮新書 566)

だから日本はズレている (新潮新書 566)

作家
古市憲寿
出版社
新潮社
発売日
2014-04-17
ISBN
9784106105661
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だから日本はズレている (新潮新書 566) / 感想・レビュー

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mitei

前半がおじさん達のおかしさを皮肉った内容が多く面白く読めた。後半は実際の若者がどうしているのか、そこから見える未来予想図が非常に空恐ろしく感じた。著者の本を初めて読んだが、社会を俯瞰した分析がよく出来ていると思った。

2014/10/25

海月

図書館本。古市さんの書籍は2作目。前回読んだ日本史が楽しすぎてこの本に行きつく。古市さんの書き方年が近いからなのかとても読みやすく読ませていただいてます。今後も定期的に古市さんの作品は読みたい。 そんな今回の本は日本が題材となってますがあとがきにもあるけどもおじさんと若者でほぼ更生される作品。若者にはまだ社会を変える力はないがオジサンは社会を変えていけと言う矛盾。確かにそうかも。でもチャンスらしいチャンスは一部の人間しか与えてもらってない印象なんだよね。 色々ためになる一冊でした!

2021/12/19

Willie the Wildcat

”違和感”提起による活性化。否定ではなく、現代の多様性や変化が基点。象徴的なのが「SNS」。”共感”。1人1人の問題意識と行動に、如何に結びつくか次第。故の「静かな変革者」と解釈。一方、「就職」が少なからず気になるところ。現代の流動性社会で転職も当たり前であり、かく言う私も転職経験者。ムードで就職しようがいいじゃん。あくまで”自分探し”のスタート地点!それにしても「暑苦しい」か・・・。”迷走”しないように頑張ろう!?(笑)

2015/05/19

藤月はな(灯れ松明の火)

腑に落ちるようで納得できない評論。「若者」から見た大人の若者への過大期待からなる日本のズレを論じています。但し、議論に挙がっている「若者」は高等教育を受けて都市にいる人を指しているだけで地方にいる人や派遣社員で働いている人、多国籍の人などは省かれているみたいな印象です。そして学歴社会について会社のキラキラ観と働いている人の本音で「僕の友人」が例として挙げられますが区別が明確ではないので分かりにくいです。論文だったら即、批判されている程、狭い視野と自己完結した印象だけで書いて根拠づけもない様に感じました。

2014/07/20

yamaneko*

ズレの指摘が、揚げ足取り的に感じられる箇所が多くて閉口したものの、「社会はそう簡単に変わらない」という点では納得。「都市の一極集中はむしろ自然にやさしく、若者は海外に流出し、中高年世代に格差が固定した階級社会は、逆に安定して居心地よい」という30年後の未来像は、シュールでぞっとさせられる。

2014/07/13

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