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バカ論 (新潮新書)

バカ論 (新潮新書)

バカ論 (新潮新書)

作家
ビートたけし
出版社
新潮社
発売日
2017-10-13
ISBN
9784106107375
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「バカ論 (新潮新書)」のおすすめレビュー

孤独死バンザイ!人間国宝になって「バカ」をやりたい!衰えないビートたけしの野望、バカ論

『バカ論』(ビートたけし/新潮社)  「炎上」、それはここ最近よく耳にするようになった言葉のひとつだ。主にSNSやテレビなどの媒体を通じて発信された言動に対して非難が集中して大騒ぎになる様をいう。つい最近、バラエティ番組でベテランお笑いコンビが、30年ほど前に流行ったとある性的指向を持ったキャラクターを番組内で復活させたところ、「差別だ!」と、大炎上した。テレビ局の社長が謝罪する事態にまで問題が大きくなってしまったことは、記憶に新しい。炎上ネタで多いのが、男女その他の性に関する差別、不倫、特定の人たちへの中傷などだ。しかし、一方で「過剰反応」「表現の自由を守れ」という声もある。常に人目に晒されている政治家、芸能人などは、意図するしないにかかわらずしばしば炎上が起こる。たいていの場合、当事者がすぐに謝罪。しかし謝り方が悪いとさらなる炎上のタネになる。炎上→謝罪→大炎上→謝罪の繰り返し。それが嫌なら、顔が見えない大多数を常に意識しながらの慎重な発言が求められる。

 そんな「炎上」どこ吹く風…の男がいる。

「炎上だと?!上等だ!バカヤロウ!」

 そんな声…

2017/11/15

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バカ論 (新潮新書) / 感想・レビュー

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いつでも母さん

「しょうがねえなあ。」70過ぎてまだまだ『バカ』を言ったりやったり出来るって、やっぱり凄いよビートたけし。私はちょっと照れ隠しな姿が好きです。『国立阿片窟』今求められているのはこれかもしれない。あったら私は必ず行く!「あの時に一回運をつかっていい思いしたから、もう一回というのは欲をかき過ぎだなあ」と云うのは私も戒めている。毎日少しずつ読んだ。この人だから許されるのだとも思った。やっぱり「しょうがねえなあ」で締めくくる次第。

2018/04/21

海猫

リラックスして楽しく読めた。体験談が多くビートたけし本人の鬱憤がよくわかるし、バカの2文字で切り捨てていくのが笑いを誘う。文章、というか語りが名調子だし。第四章の「バカがテレビを語っている」は本気でテレビ不遇の時代を、憂いて切なそう。あと全般的に芸人の挟持みたいなものが、漂っているので味わい深い。

2019/07/09

佳音

たけちゃんがいろんなおバカを言ってて(論じてるとは私見では思えない)、確かに世間にいるいると頷ける本。って『吹奏楽部あるある』とか『野球部あるある』のノリだねぇ。疲労困憊で頭つかわず、スタバ☕😌✨でのんびりりしたい時に、指原莉乃みたいな友達がいない私にとって、世間にあるある的笑える本がお側にあってラテ飲んで良かったですわ。

2018/09/23

コウメ

前半は2018年の時事ネタに対してバカだな〜「(´・ω・`)バカヤロー」って言ってる内容。後半はタモリさん、所ジョージ、笑福亭鶴瓶、さんまさんなどの思いや考えを載せている。個人的にはビートたけしが好きなら面白いと思う1冊でした。バカヤロウ(  '-' )ノ)`-' )

2019/11/26

ベローチェのひととき

最近テレビが面白くないと言われている。実際、私も食事の時につけているニュース番組とスポーツ番組しか見ない。やはり娯楽の多様化やSNSの普及による影響が大きいと思う。面白くないと言われる理由についても本書の中で述べており、なかなか的を射ているのではないかと思った。また、いつもの与太話もふんだんにあり、飽きさせない内容であった。

2017/11/05

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