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たべたいの (新潮新書)

たべたいの (新潮新書)

たべたいの (新潮新書)

作家
壇蜜
出版社
新潮社
発売日
2017-11-16
ISBN
9784106107412
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ジャンル

たべたいの (新潮新書) / 感想・レビュー

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starbro

壇蜜は、新作中心に読んでいる作家?です。図書館の予約に出遅れた訳ではないですが、新書ということもあり、ようやく読めました。ローテンションで著者が綴る食に纏わるエッセイ、独特の雰囲気で興味深い内容です。俳句は微妙ですが、イラストは繊細な線で意外と上手です。一度、壇蜜と食事をしてみたいなぁ!

2018/02/18

のぶ

週刊誌の連載をまとめて一冊にしたもののようで、食に関するエッセイなのだが、単に食べ物の味わいを著したものではなく、食をテーマにしながらも、人生の書みたいな感じの本に仕上がっている。これは今までに「壇蜜日記」を何冊か読んできた時と変わらない鋭い観察眼でまとめられていて、よくあるタレント本とは一線を画すものとなっている。各章ごとに自筆のイラストが載っているのも楽しくとても良い本だった。人生訓臭くなく人の生き方をきちんと述べている一冊で、壇蜜さんの文筆により期待を抱かせる本だった。

2017/12/17

machi☺︎︎゛

壇蜜がピックアップした食べ物について、一句詠んでからその食べ物についてのエピソードなどを面白おかしく、時に真面目に書いてあるエッセイ。壇蜜は前から好きだけど容姿、文才、それぞれの面において憧れる。ピックアップされている食べ物がすごく庶民的なところも好感が持てる。

2019/07/01

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

私は壇蜜贔屓なのでいつも点が甘いのだが、名随筆である。食べ物にまつわるエッセイで、東海林さだおの『丸かじり』シリーズを壇蜜が書いたらこうなる、という感じ。東海林さんの『丸かじり』は長く続けている為、時々無理矢理な問題提起があるが(そこが東海林さんの面白さではあるが)、壇蜜さんのこちらはそんな無理も無く、軽めのエッセイかと思いながら読んでいると寸鉄人を刺す言葉があったり、静かな正義感や深い優しさをたたえていたりして、気分の良い1冊だった。新書ではなく、可愛い装丁の本にして欲しかった。あと自筆の挿絵が上手い。

2019/02/04

fwhd8325

ご自身がなんと言おうと、やはりこの人の存在は特別なのです。いつまでもアイドルであり、ニンフなのです。食について、これほど赤裸々に書かれている。食は性にもつながると言われます。その想像を広げれば、何ともエロチックな著書とも言えましょう。見事な計算の元にこの連載も書かれていたのだと思います。それでいいのです。

2017/12/17

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