マンガに、編集って必要ですか? 2 (BUNCH COMICS)
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「マンガに、編集って必要ですか? 2 (BUNCH COMICS)」のおすすめレビュー
ドラマ『フリンジマン』の青木U平が問う『マンガに、編集って必要ですか?』とうとう完結!
『マンガに、編集って必要ですか?』(青木U平/新潮社)
小学生の頃、マンガを作っているのはマンガ家だけだと思っていた。大人になると、マンガ編集の仕事内容はだんだんわかってきたが、編集者がどのようにマンガを魅力的にしているのか、具体的には知らなかった。『マンガに、編集って必要ですか?』(青木U平/新潮社)を読むまでは。
メインキャラとして登場するのは45歳の男性マンガ家・佐木小次郎(さぎ・こじろう)と、24歳の女性編集者・坂本涼(さかも・とりょう)。
出版業界の現状は厳しく、連載打ち切りが続いている佐木は必死だ。
“ここらで一発当てとかないと本気でヤバい”
佐木は面白いマンガを描くために一分一秒を争う日々なのだが、坂本との打ち合わせ時間はやたら長くジェネレーションギャップも感じている。
1巻はマンガ家の佐木視点で物語が進んでいく。そのため、佐木に感情移入し坂本に関しては「この人、何も考えてなさそう」とつい思ってしまった。佐木と坂本のやりとりはかみ合わない。それをギャグテイストで描いたマンガなのかと思っていたら、1巻中盤でひっくり返った。
佐木の仕事場…
2020/4/19
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マンガに、編集って必要ですか? 2 (BUNCH COMICS) / 感想・レビュー
akihiko810/アカウント移行中
2/3巻まで読んだ。それほど売れない中堅漫画家が、編集者とのつきあいに悩み、そもそも編集者って必要なのだろうか、と考える話…からの、編集者が仕事をすっとばして失踪して… 編集者とのお仕事の仕方を考えるお仕事漫画かと思いきや、2巻から編集者さんの過去や飛んだ理由を描く話になってしまった。もっと「使える/使えない」編集の話とか、本当に編集は必要ないやと思って編集なしで漫画描く(そして失敗する)とかやってほしかった
2020/11/29
コリエル
1巻は売れない作家が、年や感性の離れている編集者との断絶をいかに乗り越えようとするかという半ドキュメンタリーのような風情もあり、面白いと思った。2巻は前巻ラストで失踪した編集坂本のバックボーン掘り下げがメインで、それなりに感情を揺さぶられはするがあくまで溜めのエピソードであり、編集王等の先行作品に比べて退屈な感は否めない。次の巻こそ佐木と坂本が何を生み出していくかという本題に突入し真価を発揮することに期待。
2019/10/09
モットヤマモト
めちゃくちゃ面白い…漫画家・編集を描いたお仕事マンガは今では沢山あるけど、その中でもトップレベルに、いや、【一番】面白い! ユーモアとシビアの塩梅が最高なんです。仲良くさせてもらってるマンガ好きの方々にもイチ押しでオススメできる!そんなマンガです!ホントに読んでみて!
2019/10/12
kujira
あれあれ、意外となんか……前巻からは思ってもみなかった方向に。編集か本人かが「やめましょうこの不毛な論争」みたいな感じになって舵を切ったんかなと邪推してしまうような。思いの外「マンガしかない人」だった坂本さん、きちんとまだマンガの編集続けてたところはすごく素晴らしい。本当に彼女にはそれしかなかった、からかもしれないけど、否応なく「ダメだった自分」を突きつけられる環境でもう一度、だなんて、そうできることでもないって……
2020/09/06
るぅ
必要以上にしゃしゃって来ない、芯のしっかりした奥さん、好きだわー(*´ω`*)
2021/09/22
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