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マリー・アントワネットの生涯

マリー・アントワネットの生涯

マリー・アントワネットの生涯

作家
藤本ひとみ
出版社
中央公論新社
発売日
1998-07-01
ISBN
9784120028113
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マリー・アントワネットの生涯 / 感想・レビュー

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hime

日本ではベルばらのイメージもあってか、悲劇のヒロインというイメージが定着しているマリー・アントワネットですが、筆者の取材や調査を元に書かれた本書を読んでいると、悲劇は起こるべくして起きたという印象に覆されます。カラー写真も要所要所に掲載されており、とても読みやすかったです。

2014/06/18

みなみ

「ベルばら」世代の私はドラマチックなフランス革命の話が大好きですが、淡々と史実に基づいて書かれたこの本でも充分ドラマチックでした。運命を受け入れるのか、さからうのか、その時々に判断するのは難しい。後の人間がそれぞれ決めるものかも知れません。

2020/12/07

cozicozy

今日は、1793年10月16日に、処刑された日です。その事は知らずに読み進めて、処刑について、書かれた部分を読み知りました。何だか、不思議な巡り合わせな読書となりました。先日【ベルサイユのばら】展へ行き、時代はいけいのものがたりが気になり出しました。マリー・アントワネットを知ったきっかけは、ベルばらですから。大雑把な歴史は知っているのもの、詳細は知らないに等しいので、『マリー・アントワネットの生涯』を借りました。マリー・アントワネットの人となりを知るには、母であるマリア・テレジア、オーストリアで過ごしてき

2012/10/16

なお

図書館本。マリーアントワネットが処刑される迄のなりゆきを生い立ちから紐解いていて、読みやすかった。偉大な母親に育てられたが、自由奔放な父親に似てしまい、オーストリアとフランスの架け橋になれない面が悲劇を招いたのか…

2016/05/15

ちゃんぐ

再読です。たぶん16〜17年くらい前に買った本。今月、吉川トリコ氏の「マリー・アントワネットの日記」を読んだばかりだったので、いろいろと比較しながら読むことができた。こちらの方がデータを重視するという意味で史実としては正確のようだが、端緒の人物像から軽薄で享楽的、「義務を果たさず権利のみを主張する万年少女」と手厳しい。時折憐憫の情も見えるが、最後までこの論調。ちなみに「マリー・アントワネットの日記」の参考文献にこの本は入っていない。写真や肖像画が豊富で資料としても楽しめ、意外な発見も多々あった。

2019/02/25

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