KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

小説怒りと映画怒り - 吉田修一の世界

小説怒りと映画怒り - 吉田修一の世界

小説怒りと映画怒り - 吉田修一の世界

作家
吉田修一
出版社
中央公論新社
発売日
2016-07-20
ISBN
9784120048746
amazonで購入する

小説怒りと映画怒り - 吉田修一の世界 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

しいたけ

映画公開前に。「怒り」エピソード0として小説「八つの証言」が入っている。殺人犯山神の母の証言は、今マスコミを賑わすあの女優を思い出させる。映画の撮影現場を訪ねた吉田修一のエッセイも良い。監督、スタッフ、俳優陣の真面目な佇まいと、仕事にかける泥臭い熱が伝わってくる。李相日監督へのインタビュー、吉田修一全作品解説と続き、締めに吉田修一と妻夫木聡の対談。吉田にとって妻夫木は恩人だという。「悪人」の映画化が難航していたとき名乗りを上げてくれ、漸く企画が通ったという経過があったとのこと。良い作品には熱い裏がある。

2016/09/07

ピロ麻呂

小説「怒り」がおもしろくて、映画も観てみたいと思っていたところ、この本を見つけ即買い(^^) 映画の解説や出演者、監督のインタビュー以外に犯人の過去を辿る証言をまとめた短編も収録(^o^)吉田修一全作品の解説もあり、お得な一冊☆ますます映画「怒り」が観たくなりましたヾ(≧∇≦)

2016/09/22

みやけん

★★★☆☆小説の忘れていたところを色々と思い出した。エピソード0は面白かった。映画って大変ですね。全作品解説のネタバレにならないように解説している感じがもどかしい。ある程度の作品は読んでいるようだ。吉田修一が好きでな作家であることを再認識した。

2019/01/20

さち@毎日に感謝♪

本屋で見つけてすぐに読んでしまいました。山神がどんな人物なのかエピソード0を読んでも見えてこなかったです。きっと生まれ持った山神の性質だったんだろうなと思いました。そして映画現場のエッセイを読んで、俳優陣や監督の情熱が伝わり早く映画が見たくなりました。

2016/07/27

アイマール

映画『怒り』を見たけど、思わず涙が流れてしまったほど、素晴らしかった。監督・脚本の李相日さんも豪華すぎる役者さんたちも小説の世界観を忠実に描きながらも、心を揺さぶる感動を与えてくれて、改めて映画ってすごいなぁっと思った。本作では、原作や映画にで出てこないオリジナルエピソードや妻夫木聡さんとの対談、吉田修一全作品の解説などファンとしたらたまらない一冊。

2016/10/03

感想・レビューをもっと見る