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松ノ内家の居候

松ノ内家の居候

松ノ内家の居候

作家
瀧羽麻子
出版社
中央公論新社
発売日
2017-03-17
ISBN
9784120049606
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松ノ内家の居候 / 感想・レビュー

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hiro

昔松ノ内家に居候していた文豪の未発表の小説を巡るこの作品は、皆さんの感想どおり、今までの瀧羽作品とはイメージの違う作品だと感じた。しかし、『ぱりぱり』や『いろは匂へど』を読んだ時も、今回と同じように今までとはイメージが違うと感じていた。つまり、単純に瀧羽さんの作風や題材幅が広がっているということだと思う。この騒動に巻き込まれた松ノ内家だが、最後にはミステリのような意外な展開が待っていて、この新しい瀧羽さんの作風を楽しむことができた。この文豪楢崎春一郎のモデルは、名前から想像するとやはり谷崎潤一郎?

2017/05/04

みかん🍊

居候の西島がちょっとずうずうしいのと孝之が子供過ぎてちょっとイラッとしましたが、文豪の幻の原稿をめぐる騒動、ミステリーと家族小説を掛け合わした感じが面白かった、いくつになっても親に認められたい、家族には何でも素直に話して欲しい。文学界のためには幻の作品は公表すべきか本人や家族の意志を尊重するべきか、迷うところです。

2017/05/16

yanae

最近はまってる瀧羽さん作品。松ノ内家に昔居候していた文豪「楢崎」の未発表作品があるのでは。孫を名乗る人物が現れ、松ノ内家は大混乱。未発表作品の原稿は見つかるのか?その内容は?ちょっとだけミステリー要素もありつつ、やっぱり登場人物の気持ちの変化が丁寧にかかれていて楽しんで読みました。他の方の感想を読んで、文豪のモデルが谷崎かもと知りました。こんな人だったんだ(笑)読後感よく読み終えました。

2017/05/04

おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…

84/100点 昔、居候していた文豪が遺したかもしれない未発表小説を巡るミステリー仕立ての家族小説。いつもの瀧羽作品とは少しテイストは違いますが、瀧羽さん特有の軽く読みやすい文章でサクサクと面白く読めました。祖父・父・母・娘の4人の視点から語られて行きますが、それぞれの心情が丁寧に描かれていて、各人の気持ちの変化が上手く表現されていると感じました。表紙の間取り図が良く出来ていて、読んでいる途中で何度も確認しながら楽しむことが出来ました。読後感も良く、オススメの一冊です。

2017/05/12

モルク

作家の楢崎(故人)は70年前の1年間松ノ内家で居候をしていた。彼の作品の空白の1年といわれる期間だったらしい。よどみなく作品を書いていた彼がなぜ…松ノ内家に未発表の作品が残っているのではないか。松ノ内家でのことを書かれている内容に公表を避けたい父と、1億円にもなるという金がほしい息子。いい年をしてぼんぼん体質の息子にイライラ。孫娘の同級生の小山くんの存在に癒される。でも落としどころは瀧羽さんらしかった。表紙絵の松ノ内家の間取図がとてもいい。

2020/04/10

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