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夢を生きる (単行本)

夢を生きる (単行本)

夢を生きる (単行本)

作家
羽生結弦
出版社
中央公論新社
発売日
2018-03-01
ISBN
9784120050497
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「夢を生きる (単行本)」のおすすめレビュー

「僕はプラスとマイナスの差が激しいんです」羽生結弦、五輪金メダル獲得の裏側

『夢を生きる』(羽生結弦/中央公論新社)

 フィギュアスケートの羽生結弦選手が平昌オリンピックで金メダルを獲得してから、すでに1ヵ月以上経っている。しかし今でも私は、ショート・フリーの演技、金メダル決定後に羽生選手が流した涙や、表彰台に飛び乗る姿、日本の国旗をマントのように背負い、氷の上を嬉しそうに滑る羽生選手の笑顔を観ては、胸が熱くなる。

 直前に足を負傷し、決して万全とは言えないコンディションで迎えることになってしまった平昌オリンピック。さらに金メダル2連覇を期待されるという重すぎるプレッシャー。だが彼は、そんな逆境を全てプラスに変えて優勝した。

 そんな姿に、羽生選手のファンはもれなく涙を流しただろう。えぇもちろん私も……。

『夢を生きる』(羽生結弦/中央公論新社)は、あの感動の金メダルまで、羽生選手が何を考え、何を想い、フィギュアスケートと向き合ってきたのか。その成長の軌跡を、本人が語り尽くしたインタビュー集だ。

『Ice Jewels』Vol.1(2015年10月)~Vol.7(2017年11月)掲載分と、書き下ろしを加えた本書は、ソチオリン…

2018/4/16

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夢を生きる (単行本) / 感想・レビュー

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テンちゃん

『羽生結弦様、君の演技はいつ見ても素敵です』💫💖💫『君は、何度も世界の頂点にたち、世界記録を何度も更新した』⇒『大会での美しい演技は過酷な練習を要し、君をどこまでも高みへと押し上げた』(○_○)!!『ケガを何度もした!練習の過酷さゆえ、頂点に立つものの大きなプレッシャー!』⇒『君はケガをおしてまで出場した数々の大会の背景には、震災で苦しんでいても諦めずに頑張る人達の姿!人生に迷い負けそうになっている人達!』⇒『自分が負けない事が全ての人達への勇気と希望になると信じて滑り続けた』⇒2ページへ

2019/01/06

starbro

羽生結弦選手「2連覇おめでとう」パレード https://www.city.sendai.jp/sports-jigyo/event/2018parade_sendai.html 開催日(4/22)に、羽生結弦本を読みました。写真も多く、羽生結弦の魅力満載でファン必読の書です。しかし公私共々、羽生結弦を演ずるのは、大変なんでしょうね。個人的な夢としては、ファンに激怒されるかも知れませんが、ロシアのエフゲニア・メドベージェワと結婚して、男女の子供をもうけ、Jrが最強のフィギュアスケート選手になることです。

2018/04/22

澤水月

初めてインタで見せる涙。過剰に持ち上げず淡々と失敗振り返り引き出し「21歳は一般には自立しますよね」などぶっこむ。“平昌後引退の報道は誤解”、“絶対王者になるんだぞ、を言い間違えたけれど言ったからには”など読売記事で発表する場与えた永井順子記者の労作。ブラフなく弱さも曝け出させる良インタ。強い信頼が見え非常に独自。平昌前に刊行決まっておりどんな五輪結果でも言葉を伝えると決めた決意の刊行、羽生結弦名義本にふさわしい。語りながら思考まとめる様もくっきり。何と怪我と病に苦しみ抜いた四年…田中宣明写真も◯

2018/03/06

moonlight

ソチ〜平昌前までの羽生選手のインタビューをまとめたもの。程度の差はあれほとんど常に足のどこかに痛みがある中で練習を続けていて、身を削るようにスケートを極めていくのだが、悲壮感は無い。一貫して感じるのは「自分を高めるのが好き」ということ。結果が出なかった試合の後で毎晩負ける夢を見た、というところに強気な印象の羽生選手の弱さも見えてなぜかホッとした。正直なところ技術的な話はちんぷんかんぷん。アクセルと他のジャンプの違いが理解できた程度。アクセルへの恩返しとして4回転を目指すところに独特の感性を感じた。

2019/03/28

G-dark

『SEIMEI』といったプログラムを作り上げていった経緯、ノーミスで最高の完成度を目指す情熱、練習と休息のバランスなどが綴られています。少し休んだだけでも調子を取り戻すのに時間がかかるため、飛行機で移動する時に練習出来ないだけでも焦るそう。ケガをして練習を休まざるを得ない時は尚更焦るし、悔しくて堪らないでしょうが、無理は禁物なので、出来る限りゆっくりと心身を休めていただきたいです。また、この本には、羽生選手が氷上を華やかに彩ってきた衣装も掲載されています。本人が凄いのは勿論のこと、衣装にもうっとり!

2018/12/22

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