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さよならの夜食カフェ-マカン・マラン おしまい (単行本)

さよならの夜食カフェ-マカン・マラン おしまい (単行本)

さよならの夜食カフェ-マカン・マラン おしまい (単行本)

作家
古内一絵
出版社
中央公論新社
発売日
2018-11-17
ISBN
9784120051401
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「さよならの夜食カフェ-マカン・マラン おしまい (単行本)」のおすすめレビュー

苦しむ人達を救ってきた「マカン・マラン」の店主シャールがカフェを開いた理由が明らかに…!「読書メーター」読みたい本ランキング1位のシリーズ最終話

『さよならの夜食カフェ マカン・マランおしまい』(古内一絵/中央公論新社)

 舞台化粧のような派手なメイクに、ラメやスパンコールで輝いたやっぱり派手な衣装を身にまとう、身長180センチを超える大男。“おかま”じゃなくて、品格あるドラァグクイーン。それが、夜食を意味するカフェ「マカン・マラン」の店主・シャールだ。彼の店を訪れる迷える子羊たちを描いた、累計10万部突破のシリーズ最終巻となる4作目『さよならの夜食カフェ マカン・マランおしまい』(古内一絵/中央公論新社)では、シャールがなぜカフェを開くに至ったかが明かされる。

 中学時代から人柄もよく品行方正の人気者で、大手証券会社に勤める、非の打ち所のない美男子だった御厨清澄は、病をきっかけにシャールとして生きることを決意した。母親はすでに亡くなっていたけれど、存命の父からは拒絶され、それでも“自慢の息子”に戻ることはできなかったシャール。自分らしく生きることの代償を、痛いほど理解している彼がつくる滋味豊かな料理は、客の体だけでなく心も癒す。

 でも、シャールは? 彼はいったいどうやって、満身創痍の心を癒し…

2020/5/31

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「読み終わったら『ありがとう』という気持ちでいっぱいになった」 口コミで人気が広がり続ける小説『マカン・マラン』4部作

『マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェ』(古内一絵/中央公論新社)

 ある町の路地裏で、夜の間だけ開いている夜食カフェ「マカン・マラン」。そこにはさまざまな悩みを抱えた人々が、導かれたかのように集まってくるという──。一風変わった“心の交流”を描いた『マカン・マラン』シリーズが、ネット上で大きな注目を集めているようだ。

 同シリーズは、2011年にデビューした作家・古内一絵による小説作品。2015年11月に1巻が発表されると口コミで人気が広がり、4部作へと変更されることに。すでに物語は完結しているものの、現在でも書店を中心としてヒットを続け、発行部数はシリーズ累計10万部を突破している。

 作中で描かれるのは、「マカン・マラン」に訪れる客と謎めいた店長・シャールとのやり取り。シャールは180センチ を超える長身でありながら、ド派手なメイクや衣装を好む“ドラァグクイーン”。人が求めているものを見抜く能力に長けており、悩める客がやってくるたびに心のこもった夜食を振る舞っていく。

 客として登場するのは、“ぼっち”に怯える女子高生や子どもの発育に悩む専業主…

2020/6/6

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さよならの夜食カフェ-マカン・マラン おしまい (単行本) / 感想・レビュー

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ウッディ

クラスで仲間外れになった女子高生、ネット炎上で窮地に立たされた料理人、特別である事にしか自分の存在意義を見出せないセレブ主婦、今夜も心身ともに疲れ果てた人々がたどり着いたのはマカンマラン。体に優しい料理とリラックスできる飲み物とシャールさんの温かい言葉が心に沁みます。これまでの登場人物にゆかりのある人々の話が多く、最終回にふさわしい内容でした。こんな奇跡のようなカフェがあれば、救われる多くの人がいる。シャールさんの病気が悪化していないようなので、どこかで再び会えると信じています。面白かったです。

2019/05/26

ゆのん

出版社から頂いたゲラにて読了。大好きなシリーズも今回で『おしまい』。今回も美味しそうな料理の数々。素材の持ち味を生かした栄養価の高い数々の料理はシャールの人柄がそのまま現れているように感じる。そして何といっても素敵な言葉達。心の奥にいつまでも残る宝物のよう。今回でマカン・マランともシャールともお別れ。寂しい気持ちはあるがまたいつか会えると良いな。

2018/11/11

人知れず小さな小路の先にひっそりと明かりを灯す夜食カフェ「マカン・マラン」が、いつまでも都会の生活に疲れた人達を癒し明日に向かう力を与えてくれる場所でありますように、深夜のカンテラに小さくとも希望の光が灯り続きますように、と祈りながらページを閉じた。

2019/03/12

けんとまん1007

人はたくさんの顔を持つ。だからこそ、生きていけるのだと思う。無理をせず、受け入れることも必要。そんなところに、想いを馳せることができるかどうかなんだろうな。

2019/04/12

fwhd8325

表紙にも背表紙にも、マカン・マランおしまいと書いてあります。このシリーズ、おしまいなんです。最終章は、しんみりというか、レクイエムが流れているような景色でした。誰もが、元気になれる、そして生き返る。特別なことなんかなくても、人は前を向こうと意識すれば、必ずやり直しできる。古内さんの謝辞が泣けてきます。とってもいいシリーズでした。ありがとうございます。

2019/03/18

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