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水木しげるのラバウル従軍後記-トペトロとの50年 (単行本)

水木しげるのラバウル従軍後記-トペトロとの50年 (単行本)

水木しげるのラバウル従軍後記-トペトロとの50年 (単行本)

作家
水木しげる
出版社
中央公論新社
発売日
2022-03-09
ISBN
9784120055140
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水木しげるのラバウル従軍後記-トペトロとの50年 (単行本) / 感想・レビュー

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たまきら

もう何度読んでいるんだろう?水木先生という存在が子どもの頃から怖いのに好きだった自分。この本を初めて読んだとき、この人の原点が全部書かれているんじゃないのかな、と驚いた。繊細なのに混沌としていて、単純なのに道に迷ってしまう。「人生あっという間」を読みながら、それでも生きるってオモチロイナ、とほっこり。

2023/09/05

シオン

ラバウルで片腕を失くし、終戦を迎えた水木しげる。帰国後にスケッチした日本の当時の人々の姿や当時の想いが前半に、後半にはラバウルへ戻り、交流があったトペトロ達との再会、交流、トペトロの葬式までの関わりを写真、文章、漫画で語っている。本当は終戦時にそのまま現地に残っていたかったんだろうなと切に感じた。

2022/10/18

Yuuki Kushima

中学校の図書館にあったマンガの「昭和史」この本を読んでゲゲゲの鬼太郎の作者は片腕で漫画を書いていたんだと初めて知りました。以降30年近く水木先生の自叙伝的な作品はどうしても読みたくなる性分となりました😁

2022/07/09

フロム

何につけても、水木爺の絵のうまさよ。世界一有名なチョビ髭の絵を見た事があるが彼はカチッとした構造物を描いているのに何処か歪んでおり且つ変な暖かみがあるのだが、水木爺は歪んだ心象風景を描いても不思議とバランスが取れていてまとまりと完成度が高いのだ。手塚は漫画家だが水木は本質的には絵描きなのかなと思わせる。クーロン黒沢氏のDJ北林の伝記が東南アジア売春史となっているように本作も意図せずラバウルの原住民の変遷史となっているのも興味深い。この本を読めば水木しげる思想の本質に近づける様な気がする本。おススメ。

2022/05/29

キュー

水木さんとトペトロの交遊、特にすごいきっかけも無く、なんとなく仲良くなった感じがすごいいいなぁと思った。小難しい事考えなくて人間ってこんな感じでいいんじゃないかなって。浅い様で実は深い、素敵な関係。素晴らしい。

2022/05/30

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