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97歳母と75歳娘 ひとり暮らしが一番幸せ (単行本)

97歳母と75歳娘 ひとり暮らしが一番幸せ (単行本)

97歳母と75歳娘 ひとり暮らしが一番幸せ (単行本)

作家
松原かね子
松原惇子
出版社
中央公論新社
発売日
2023-02-08
ISBN
9784120056239
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97歳母と75歳娘 ひとり暮らしが一番幸せ (単行本) / 感想・レビュー

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ぶんこ

幾つになってもお洒落心を失わない、友だちを大事にして外へ積極的に出かける。老後のたしなみの最前線をいっているお母様でした。時々薄給とおっしゃっていた公務員のご家庭での、久兵衛でのお寿司や今半の牛肉とあって驚きました。イッセイミヤケを愛用。ゆとりある生活の極意も知りたいと思ってしまいました。生活を楽しむということを実践されてます。ついけち根性が出てしまう自分を反省。お母様も素晴らしいが、娘さんが最高のケアマネさんといっていい。娘さんの老後に、ここまで手助けしてくれる方が現れることを願っています。

2023/08/03

にゃおこ

お気に様が読まれていて。97歳母と75歳娘の本音が交互に記されています。一緒にくらしていてもお互いの本音は予想や解釈。編集者の取材によるお母さんの本音を知るのは、あとがきにも書いてらっしゃったけどこわかっただろうなー。お母様がホワホワっとした気性と堅実な生き方を両立された方で素敵。

2023/08/12

カタコッタ

松原惇子さんのお母様は同居している主人の母と同年輩です。健康診断ではひとつも異常が無く何でも自分で行う事も似ています。歳の割にはお洒落なところも。超が付く老人に必要なのは日々の幸福感ではなかろうか。私にも幸福感は必要ですけれど。

2023/12/28

エル

母と娘でも分かり合えないことがある。と、書くとこの母娘は仲が悪そうと思うけど、全然そんなことはなかった。血が繋がっていても理解しあえないことはざらにある。この親子はスープの冷める距離が良かったんだな。自分ひとりで、マイペースに生きることは理想だけど、そのためには周りの協力や友だちがいないと成り立たない。結局おひとり様だろうがなんだろうが、外との繋がりは大事なのだと思わされた。

2023/03/26

めえめえ

母娘2人とも後期高齢者。その母の介護の話。ここの家庭は個人主義で家族それぞれ依存性が無い。離れて暮らした方が優しくいられるのも分かります。そしてかねこさんの独特なファッションセンスは今住んでいる田舎の高齢女性には考えられません。いくらボケていなくても施設に入った方がお互いにいい場合もある。私も無駄遣いしないで施設に入るお金を貯めておかなければならないかも。

2023/07/19

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