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「歴史認識」とは何か - 対立の構図を超えて (中公新書 2332)

「歴史認識」とは何か - 対立の構図を超えて (中公新書 2332)

「歴史認識」とは何か - 対立の構図を超えて (中公新書 2332)

作家
大沼保昭
江川紹子
出版社
中央公論新社
発売日
2015-07-24
ISBN
9784121023322
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「歴史認識」とは何か - 対立の構図を超えて (中公新書 2332) / 感想・レビュー

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まーくん

幾度となく繰り返され、日本が矢面に立たされる「歴史認識」。いつまで謝り続けなきゃいけないのか?我々が生まれる前の事なのに。しかし筆者は説く。国民の多くは先の戦争は重大な過ちで、三百万同胞を死なせてしまったことを悔い、必死に働き、荒廃から僅か半世紀で平和で繁栄した国を作り上げた。ただ、そこには近隣諸国に与えた惨禍を思いやる十分な余裕はなかった。豊かな国を継いだ我々は、合わせて負の遺産である近隣諸国への道義的責任を引き受け、問題を解決し次の世代に引き継ぐ義務がある。本書の主題ではないが覚悟を迫られた気がする。

2019/11/09

Shoji Kuwayama

日本軍が過去にやったこと。国際法に違反する侵略。その過程での虐殺などの非人道的行為や深刻な人権侵害。朝鮮植民支配の時代に朝鮮民族に強い屈辱感を与えたこと。それに対して、戦後やったこと。講和条約、賠償協定、国交正常化条約等に基づく賠償支払いや賠償に代る経済協力。先の大戦で日本は三百万人の人が犠牲になったという。しかし、日本が戦場とした中国・東南アジアでは三~五倍の人が日本軍に殺されたという。いつも思う。先の戦争で日本は加害国か被害国か。今なお、もやもやしている。

2017/03/12

もりやまたけよし

徴用工だとか慰安婦、東京裁判など微妙な論点をどう考えたらいいのか。わかりやすく、納得できる論理で説明してくださり、とかく感情的になりがちな気持ちを冷静に考えることができそうです。

2019/11/29

kawa

(再読)初読から4年弱、例えば徴用工賠償問題の紛糾の如く改善への道はますます険しい。日本政府は国際ル-ルの順守を主張するが(見えないところで落としどころを探っていると願っているのだが…)、そのル-ルにしても植民地支配の負の部分のツケを精算するに至っていない欧米基準に基づくものだ。「国際人権法の重要性が低かった時期に行われた講和や国交正常化では人権を侵害された個人の救済がなされていない、問題は解決されていないという議論が有力となってきた」と説明される如く、(コメントへ)

2019/10/30

サトシ@朝練ファイト

戦地から帰ってきた兵士達から戦争中に「やっちまった事」を聞いてても、1970年でもまだ多くの日本人は自分達が戦争の被害者だと思っていたんだ。韓国の3紙は日本の産経と同じレベルか!分かりやすいです。

2017/05/27

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