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古事記 いのちと勇気の湧く神話 (中公新書ラクレ 423)

古事記 いのちと勇気の湧く神話 (中公新書ラクレ 423)

古事記 いのちと勇気の湧く神話 (中公新書ラクレ 423)

作家
大塚ひかり
出版社
中央公論新社
発売日
2012-07-09
ISBN
9784121504234
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古事記 いのちと勇気の湧く神話 (中公新書ラクレ 423) / 感想・レビュー

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お涼

『古事記』の解説書。『神様の御用人』を読んで興味を持ったので読んでみた。予想外に性と排泄物と騙し合い殺し合い満載な内容だった。自己主張はよろしくない、空気を読めって、神様の世界からあったというのが驚き。【図書館本】

2019/09/14

ひこうきぐも

図書館で借りる。「本の本」の書評で知る。「優れた古典は実用書だと私は考えているのですが(略)傷ついた心身を奮い立たせ、心身の奥底に残る生きる意欲に火をつけてくれるからです。文学の役割とは、本来こういうものではなかったか。」(P5)古事記の新たな見方、解釈が興味深くて楽しい本でした。

2013/09/01

コスヤ

読むのに凄く時間がかかりました。面白かったし古事記に興味が湧いています。でも、ただでさえ神さまの名前ややこしい中に、この字にはふりがなをうってほしい漢字(跋扈とか讒言とか)が読む妨げになり…自分の不甲斐なさを恨むと共に、いやこんな字分からへんやろとも思ったり、漢字辞典を片手に…戦いました。あと例え話に法然とか出て来て、私にはさっぱりで。人なのか何かの熟語なのか…!また調べ…。長い名前の神さまとか突然略すからとっさに誰か分からない。最後に神さま系図発見。早く知りたかった‼ですが古事記好きになった。

2017/03/16

あんこ

「エロ糞尿ドロドロ」が個人的な古事記の印象でした。しかし、そんな中にも空気を読む文化とか、自己主張がはっきりしすぎて失脚した話だったり、親子愛のエピソードなど、現代の日本人も共感できる、というか原点がたくさんありました。良くも悪くも、昔からこうだったんだなあと思います。日本のミステリーの原点である神功皇后の話なんて知れば知るほど謎は深まるし、古事記って本当に興味深いです。

2015/08/08

ohashi

古典から学びたい。自分の頭を使って、知恵を絞って。自分の結論は、なにを読んでも同じようなものになってしまう。つまり、生と死は隣り合わせ。というもの。そこから、学ぶこと。ありふれた幼稚なことだけど、死ぬ気で頑張れば道は開ける、というようなこと。しかし、『古事記』に関する本からこんな感想をえるとは。神話ってオールスターキャストで、なんか、幼い頃から慣れ親しんだ、ジャンプみたい。

2014/02/25

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