KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

声優道 - 死ぬまで「声」で食う極意 (中公新書ラクレ 576)

声優道 - 死ぬまで「声」で食う極意 (中公新書ラクレ 576)

声優道 - 死ぬまで「声」で食う極意 (中公新書ラクレ 576)

作家
岩田光央
出版社
中央公論新社
発売日
2017-02-08
ISBN
9784121505767
amazonで購入する Kindle版を購入する

声優道 - 死ぬまで「声」で食う極意 (中公新書ラクレ 576) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

いちろく

希望者30万人、そのうち、職として活動している人1万人、そして、食べていけ生活を続ける事が出来る人は300人。現在の日本で最難関な職業の一つ、声優。その声優として30年活動を続けている岩田光央さんの著書。学生の頃AKIRAで知り、聞いていたラジオ番組での面白さと誠実さで名前を覚えた、私の中で好きな役者さんの一人。現実を提示する事が何よりの優しさと思われる内容であり、コトバを選びながらも事実を伝えようとする真心を感じる内容でした。その道の第一線で活動している人のコトバは、職が違えど通ずるモノもある。

2017/02/27

リキヨシオ

現役人気声優による本気の声優論!今や「声優」の志望者は30万人!仕事内容もアニメ、ナレーション、吹き替え、ゲーム音声などに加えてアイドル声優の誕生により歌手活動やアイドル活動など華やかなイメージにより仕事内容も幅広くなった。しかし志望者が増える一方でプロデビューにたどり着く人はほんの一握り!さらに「プロ」の声優として食べていくのはさらに大変!一生ふるいにかけられる過酷な仕事に必要なのは、意志、覚悟、才能、ルックス、華、貪欲さなど「職業・声優」はまさに職人!世間に知られない声優の世界はとても興味深かった。

2017/06/09

いりあ

映画「AKIRA」の金田正太郎やゲーム「アンジェリーク」のゼフェルなど数々の作品、またラジオパーソナリティなどでお馴染みの岩田光央が「声優」という職業に対する考えを自身の半生と共に記したものです。「声優」という仕事について、中の人らしく、かなりシビアで厳しいこと事が書かれていますが、その裏にひしひしと若手声優や声優を志す人への愛を感じます。本書は「声優」を目指す人へ向けて書かれたものなのですが、彼の「仕事」に対する真摯な姿勢についてはどんな職業であっても学ぶところが多くあると感じました。

2018/03/21

多津子

サブタイトルにもある通り、その道で食っていくというのはどういうことなのか。声優の仕事のほとんどはオーディションで勝ち取る。生き残るためのテクニックや心構えだけでなく、ずっと戦っていくことの覚悟を問いかける。そのために必要なコミュニケーション力やセルフプロデュース力などは、どんな職業でも役に立つことだ。声優を目指す人もそうでない人も参考になると思う。因みに私の中の岩田さんというと、ここはグリーン・ウッドの光流先輩です。

2022/06/25

ベル

もちろん私は声優を目指してませんw好きな声優さんの本なので購入。どの業界でも、成長することをやめてしまえば、終わりなのは一緒。「自分」が商品であれば尚更。男女関係なく、これで人気声優なのか~…と思うことが増えたなぁ。声優の在り方も、応援するファンの求める物も変わったんでしょう。生き残るのは大変だ。なんのかんの、岩田さんは優しいんだよなぁって最後で思いました。

2017/02/09

感想・レビューをもっと見る