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カラー版 - 東京いい道、しぶい道 (中公新書ラクレ)

カラー版 - 東京いい道、しぶい道 (中公新書ラクレ)

カラー版 - 東京いい道、しぶい道 (中公新書ラクレ)

作家
泉麻人
出版社
中央公論新社
発売日
2017-04-06
ISBN
9784121505828
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カラー版 - 東京いい道、しぶい道 (中公新書ラクレ) / 感想・レビュー

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ホークス

2017年刊。コラムニスト泉麻人氏が、今まで歩いた町から39コースを改めて訪問。自分が見た事、町の人に聴いた事だけ書いている。文章が穏やかで、埋草のウンチクが無いのも良い。年季の入った商店街(又はその名残り)が多く出てくる。老店主から昭和30年代に賑わった思い出を聴きながら、著者は世を儚むでもなく、何かを批判するでもない。また、名前の由来を知らない通りで、今は無い神社の名だと分かった時も、ただ静かに受けとめる。普通とか常識に頼らない著者は以前から好きだけど、本書は特に楽しい。行ってみたくなった。

2022/07/17

金吾

通ったことがある道も何個かあり思い出しながら読めました。はたまた近傍まで行きながら通っていない道はいくつかあったのは少し損した気分になりました。

2023/12/11

とみやん📖

このところ疲れているからだろうか、やたら街歩きの本を開いてしまう。 泉麻人の渋い目線でセレクトした都内の散歩道を淡々と紹介する本。Googleマップと食べログでついつい検索しながら読むのでペースが上がらないけど、自分も散歩した気持ちになれるから楽しい! 閉店してしまったお店が多いのが何とも残念。2010年代半ばの連載をまとめた本なので、きっと壊されてしまった建物も沢山あるのだろうな。でも、そういう代謝があるからこそ、散歩の醍醐味なのかもしれないと最近特に感じるようになった。 ふらっと、渋い道に出掛けたい。

2022/08/28

Tsumugi.G

帯に千駄木とかいてある写真があって、谷中とか私の好きな街が載ってそう!と思い衝動買い。都電という単語がよく出るので、街歩き勢はそこも軸に入れるのか〜と感心していたがあまりに多く、途中からこの人都電オタクなのでは?と思ってたら「手元にある都電の写真集」の発言が出て、確信。 前半は知ってる場所や馴染みの土地も多く、身近な街の意外な一面が知れて興味深かったし、もっと街歩きしたいって思えたが、多摩や世田谷など馴染みない土地の描写は興味わかなかったから、エリアごとで詳しく綴ったのを出して欲しい。

2017/10/22

多喜夢

商店街、横丁、ぐねぐね道、Y字路などローカル色豊かにつづったエッセイ。ただ力作の大東京23区散歩に比べるとあっさりし過ぎており、著者の興味のわき方も中途半端に感じた。

2020/06/05

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