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面倒くさい女たち (中公新書ラクレ)

面倒くさい女たち (中公新書ラクレ)

面倒くさい女たち (中公新書ラクレ)

作家
河合薫
出版社
中央公論新社
発売日
2018-08-08
ISBN
9784121506290
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ジャンル

面倒くさい女たち (中公新書ラクレ) / 感想・レビュー

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Twakiz

挑発的なタイトルなのでどんな主張なのか読んでみた.結論,いまひとつ著者の言いたいことはよくわからなかった.「ババアの壁」とか「あ,今ババアっちゃったよ」というようなやや下品な言い回しの意味するところが読み取れずでした.「女のくせに」「男らしくない」等を性的決めつけジェンダーハラスメントととるか,男と女はいろいろな意味で違うのだから過度なミソジニーもフェミニズムもやめてほどほどがよいのでは・・と満員電車の「女性専用車両」を横目にみつつ通勤電車での読書がんばろ.

2018/12/13

阿部義彦

中公新書ラクレです。著者は女性。いわゆる男脳女脳の特性に関しては何の根拠もないとぶった斬ってます。統計学的に有意の差はほとんどない。男性でも女性でも地図が読めない方向音痴は一定の数いるだけであると。まあ血液型、占い大好きで同調圧力の強いにほんなら有り得ますね。ただ男は一緒にする(do)が、重要で(どんな行動をとるか)女は一緒に居る(be)つまり共感を自分の拠り所としている、この言説はやはり事実と言っています。女性の相談では良く聞いてやれば良い、意見は指示は余計どころか逆に怒られると。軽くて面白かった。

2018/08/28

aloha0307

「他人をバカにしたがる男達」「残念な職場」と、己に切実な問題(具体的解決策はないのだが、それが会社という”人間”社会というもの)を近年論じた河合さん。本書でも、「年だから」「こんな会社だから」「時代が悪いから」とexcuseをつけて天を仰ぐ姿勢を諌めています(特に「女だから」に)。眼の前の困難を乗り越える能力と勇気がなかっただけなのだね...面倒くささに性差はない が持論ですが 男は何かを他者と”do”、女性は他者と共にいる”be”で自身の存在を確かめる...この括りは興味深かったです☺

2019/03/21

ハイちん

なぜ女性がめんどくさいのかという問題について、まず前提として面倒くささに男女の性差はないとし、さらに男性社会における女性の存在の少数性を指摘し、そして少数派の意見は多数派からすれば面倒くさいものであるとしている。女性だから面倒くさいというのは偏見なのだ。優良な企業では、女性(少数派)の意見をイノベーションのきっかけにしているという。価値観の多様化が進む現代社会では、少数の視点や意見を大切にできるかどうかで、今後の展開が違ってくる気もする。

2019/06/19

nnnともろー

タイトルほど過激ではない。女性の「面倒くささ」が男社会を変える。男脳・女脳など、世間で言われている男女差には科学的なエビデンスがない。

2019/11/30

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