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ハラスメントの境界線-セクハラ・パワハラに戸惑う男たち (中公新書ラクレ 656)

ハラスメントの境界線-セクハラ・パワハラに戸惑う男たち (中公新書ラクレ 656)

ハラスメントの境界線-セクハラ・パワハラに戸惑う男たち (中公新書ラクレ 656)

作家
白河桃子
出版社
中央公論新社
発売日
2019-05-08
ISBN
9784121506566
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ジャンル

ハラスメントの境界線-セクハラ・パワハラに戸惑う男たち (中公新書ラクレ 656) / 感想・レビュー

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☆よいこ

2019年刊。世間は変わりつつあるのでしょうか▽ハラスメント問題は、被害者VS加害者ではなく、ハラスメントを容認する風土を変えたい人VS変えたくない人の戦い。「業績がよければハラスメントをする人材でもかまわない」という認識は2018年4月18日、セクハラ財務事務次官が辞任した日に変わった。マイナスはプラスより大きく働く。《アンラーニング》いったん学んだ知識や既存の価値観を捨て去り、新たに学びなおすことが必要▽家庭内モラハラに長年苦しんでいるので学びを深めようと思います。いまにみてろ

2024/01/12

なるみ(旧Narumi)

著者白河桃子さんのツイッターで本書を知って読んでみました。参考になったのは、第5章 #MeToo以降のハラスメント対策最新事情で、各社等々の取り組みがわかったことでした。

2019/06/05

イトノコ

図書館本。日本的な、ハラスメントが容認される組織からの脱却を指南する。タイトルの割にかなりセクハラに寄った内容であったこと、後半内容が多岐に渡りすぎてやや散漫になったことは残念だが、ためになる内容だった。以下まとめ。ハラスメントは個人の問題ではなく組織の問題/ハラスメントは組織の生産性を下げる/「セクハラをするが仕事はできる人」は組織にリスクをもたらす/調査をしっかり行えば、ハラスメントか否かの判断軸に大きなギャップは生じない/ハラスメントの基準を明確に/日本の組織の同質性の高さのリスクは極めて高い/

2020/11/11

チャッピー

不祥事が起きやすい組織の特徴として「同質性」の高さがあるとのこと。日本は上場企業における女性役員の割合が149ヶ国中110位。日本より低いのは韓国とイスラム圏の国々。セクハラ・パワハラが問題化されてきても企業のトップ層は加害者に多い世代の男性ばかりという現実。社会の根本が変わらない限り何も変わらないのではと暗い気持ちになる。しかし今まで許されてたかもだけど、それハラスメントですよという意識が広がりつつあるので改革は少しずつでも進んでいくと思う。

2019/09/03

金吾

パワハラだらけの職場にいた時は、部署の半分の人が心を病み休職しました。私自身はなんとかもちましたが、組織がパワハラ軍団を守り、心を病んだ同僚たちを批判した時に本当に嫌になりました。 ハラスメントは職場環境を悪くするといいますが、そんなものではなく個人の人生を破壊する行為だと思います。

2023/12/07

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