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初歩からのシャーロック・ホームズ (中公新書ラクレ, 706)

初歩からのシャーロック・ホームズ (中公新書ラクレ, 706)

初歩からのシャーロック・ホームズ (中公新書ラクレ, 706)

作家
北原尚彦
出版社
中央公論新社
発売日
2020-11-06
ISBN
9784121507068
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初歩からのシャーロック・ホームズ (中公新書ラクレ, 706) / 感想・レビュー

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海猫

ディープなマニア向けの研究書ではまったくなく、かといって簡易な初心者向けの手引書というわけでもなく。詳しい人が親切に情報量豊かに、深く、細かく、シャーロック・ホームズの世界に導いてくれるような一冊。どの邦訳をどういう順番で読めばいい?から人物紹介、舞台背景、各編の内容紹介など、ネタバレ抜きで書いてくれている。なので私のようなホームズシリーズに片足突っ込んで戸惑っている読者にとって、良き水先案内人になってくれそう。私は長編2冊、短編集1冊しか読めてないからなあ。勢いがついたので、ホームズ正典を読んでいこう。

2020/12/08

しゃお

タイトル通りのホームズ入門書。どれから読むと良いかなどホームズ研究家である北原さんの愛情と熱量が込められた紹介が楽しい。一通り正典を読み、グラナダ版もSHERLOCKもガイ・リッチー監督の映画も観てますが、ただ好きなだけという自分も、これを読むと更に深く知りたくなったりパスティーシュを読みたくなります。巻末には発生事件一覧が収められているのも嬉しい。ネットでも調べられるだろうけど、パッと見れる紙の方がやっぱり便利かも。あ、ネタバレ無しで紹介をされていますが、肝心なところでネタバレってるのも愛嬌か(笑)

2021/07/05

ハスゴン

タイトル通りと言えばそれまでですが、これだけのページ数字でよくまとまっているとは思う。もう少しアイリンアドラーに言及があってもいいと思う。

2020/12/16

宇宙猫

★★★ ホームズ初心者のための入門書。ざーっと読む。アニメの「名探偵ホームズ」が日本のシャーロキアンを増やしたとのことだけど、自分もその頃はまってたからアニメきっかけだったのかも。どっちにしても何十年も前なので、いい復習になった。

2021/05/10

ひさか

2020年11月中公新書ラクレ刊。パスティーシュの書き手で、ホームズ研究家でもある北原さんの情報本なので、ツボを押さえていて、面白く楽しめました。北原さんの想いが伝わって来るのが良いです。巻末に正典一覧、発生事件一覧が付いているので、紹介のあったパスティーシュ、パロディ一覧も付けてくれたらと思いましたが、最終章にも書いてあるように、インターネットで検索する方が最新状況がわかって、ずっと良いです。

2021/04/18

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