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カラー版-へんてこな生き物-世界のふしぎを巡る旅 (中公新書ラクレ 771)

カラー版-へんてこな生き物-世界のふしぎを巡る旅 (中公新書ラクレ 771)

カラー版-へんてこな生き物-世界のふしぎを巡る旅 (中公新書ラクレ 771)

作家
川端裕人
出版社
中央公論新社
発売日
2022-08-09
ISBN
9784121507716
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カラー版-へんてこな生き物-世界のふしぎを巡る旅 (中公新書ラクレ 771) / 感想・レビュー

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NBかえる同盟

著者買い。言われてみればこの人、「生き物」関係の著作が多かったな。著者が「センス・オブ・ワンダー」を感じたへんてこな生き物達を数々紹介してくれる本書を読んで、自分も幼少期には図鑑を暗記するまで読み込んだたちだったと思い出したりもしたが、生き生きと嬉しそうに生き物について記す著者に比べると、自分は大いに好奇心をなくしたもんだとしみじみ思った。刺激を受けた。少し頑張らねば。

2022/08/18

はとむぎ

読んだというより眺めた。鳥とペンギンと魚に惹かれた。来年は琵琶湖にコハクチョウ見に行こう。

2023/04/04

ぺんぎん

やっぱり西オーストラリアやニュージーランドは変わった生き物が多いな。島自体が早くに他の大陸から離れて、生物たちが独自の進化をとげたというのは大きい。著者が自ら撮影した写真も素晴らしい。特にミナミセミクジラの親子、タカへ、カカポの写真は良かった。世界中の珍しい生き物にたくさん接するほど、心が戻っていくのは一見地味な足元の生き物、というあとがきの言葉にもなんだか共感できる。何事も、色々と手を広げても結局はルーツに戻っていくものなのかも。

2023/07/02

相馬

川端さんが出会ってきた生き物について感じた「うわっ」という感覚を共有したい、という一心でまとめられた本。西オーストラリアの不思議哺乳類、サル、水をめぐる生き物、ニュージーランドの飛べない鳥、虫、の5章にまとまっている。平易な文章と豊富なカラー写真でとても読み易い。そして何より、川端さんのわくわく感が伝わって来る。

2022/11/02

ryoko

タイトルは今どき流行りのへんてこ本みたいだが、内容はいたってまっとうで、それ故にエキサイティングだ。早くに他の大陸と切り離され独自の進化を遂げたオーストラリアの生物たち、世界の様々なサルたち、水辺や水中の生き物、飛べない鳥、そして虫。著者が出会った生き物たちの描写から浮かび上がるのは、驚くべき生物の多様性であり進化の妙というべきものだ。そして、何度か言及されるDNA解析とバイオロギングという新たな技術によって、それらは単なる「不思議」の箱から出て、さらなる多様な問いに誘う。わくわくしながら読めた。

2022/09/23

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