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日本を決定した百年―附・思出す侭 (中公文庫)

日本を決定した百年―附・思出す侭 (中公文庫)

日本を決定した百年―附・思出す侭 (中公文庫)

作家
吉田茂
出版社
中央公論新社
発売日
1999-12-01
ISBN
9784122035546
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日本を決定した百年―附・思出す侭 (中公文庫) / 感想・レビュー

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thayami

著者の歴史観、人間観、国家観を垣間見ることができる貴重な資料。印象深いのは『負けっぷり』。敗けの美学と解釈。もう1点は『政治の運用は人』。西園寺公、山本伯の言動も引用し、「常に”国家”に主眼をおき、一身を投じる言動」が政治家には求められる点を改めて主張。”軸”がぶれず読んでいて気持ちがいい。さて、振り返って現代の政治家はいかに・・・。

2011/09/18

ムカルナス

明治以降の百年を俯瞰する書。印象に残ったのは、戦後にGHQにより行われた農地改革は以前から改革の必要が認識されていたからこそ多くの人々が受け入れ成功したということ、そして農地改革により生産性が向上し豊かになった小作農が日本の消費社会を牽引し復興を助けたということ。すると戦前に農地改革が出来ていれば2.26事件も起こらず、大陸の権益死守に拘らなくて済んだ可能性があるのでは?明治の元老制度もそうだが日本は時代に合わせて自ら改革することが出来ないことが躓きの原因となっている気がする。現代も然り。

2016/07/29

トラッキー

著者が政治家として実行した施策の多くは、今日の日本のあり方を方向付けた重要なものだ。その歴史的な評価はともかく、時代に誠実に向き合い、体をはって政治をしていたことか伺える。それにひきかえ、今日の政治家の、なんと軽いことか。

2018/07/22

そう

苦手な政治、経済の本でしたが、チャレンジしてみました。難しい政策のことであったり、社会情勢のようなことを深く理解するには至りませんでしたが、当時の政治家たちの苦悩や奮闘、そして、国民の理解と努力によって今の日本があると感じました。それと同時に、これだけ優秀な人たちが今の政治を見たらどう思うのか気になりました。

2017/11/18

うた

徳川から明治、大正、昭和への流れ、歴史をみる目は要点を押さえた確かなもの。基本は『回想十年』と同じであり、考え方にぶれがない。自然な柔らかい文体であり、人物を評するときの言い回しが上手い。これは実務を通して、身につけたものだろうか?

2012/07/15

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