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苦い娘 (中公文庫)

苦い娘 (中公文庫)

苦い娘 (中公文庫)

作家
打海文三
出版社
中央公論新社
発売日
2005-04-25
ISBN
9784122045132
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苦い娘 (中公文庫) / 感想・レビュー

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90ac

倒産しそうな印刷所を狙った整理屋の手口など、読んでいるだけで自分が罠にかかっているようで恐ろしくなる。19歳にしてはヒロインは勇気があるな。伯父もその友人も癖のある小悪党なのに、物怖じしない。母親にしても伯父の友人真船の元妻にしてもここに出てくる女性は逞しい。悪党達を恐れていない。読むほうがハラハラする。打海さんの作品は6つ目だが、この作品はハードですね。でもラスト近くのヒロインと真船のやりとりが面白い。いい雰囲気。岩崎弘美の「聖母のララバイ」がホリー・コールの「トラスト・イン・ミー」に通じていたとは。

2016/04/04

shohji

アーバン・リサーチ・シリーズ第4弾。今回は元探偵の真船亨が活躍する。初登場シーンでは山奥の家で父親の介護をしている。父親の死後、同僚の無念を晴らすべく行動する真船だがかなりのハードボイルドぶりを発揮する。彼はいい男なのかダメな奴なのか。前半はその面白さだけで読んでいたがポイントは全く違うと途中で気付いた。この話には何組もの親子が出てくる。愛し合う親子。信じあう親子。父親を怖れながら崇める娘と邪魔者を抹殺する父親。狂った共依存関係。そして随所で聞こえてくる「トラスト・イン・ミー」と古い映画への郷愁が切ない。

2017/01/23

時代背景のせいか、整理屋たる聞き慣れない職業のせいか、イマイチ物語にうまく入れなかった…。打海さん幻覚を取り扱う作品が多いのかしら?

2015/04/26

palehorse82

やっぱり狂っていて、それでいて後味が良い。

2014/09/18

葉月 瞬

今回も"ろくでなし"共の救いようの無い愛の形が面白かった。一番の見所はラスト近くの4ページに渡るほぼ男女の会話で構成されたラブシーンでした。二人の言葉の応酬が詩的にさえ感じ本当に良かったです。

2013/12/16

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