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おなか ほっぺ おしり - 〔完全版〕 (中公文庫 い 110-3)

おなか ほっぺ おしり - 〔完全版〕 (中公文庫 い 110-3)

おなか ほっぺ おしり - 〔完全版〕 (中公文庫 い 110-3)

作家
伊藤比呂美
出版社
中央公論新社
発売日
2011-11-22
ISBN
9784122055681
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おなか ほっぺ おしり - 〔完全版〕 (中公文庫 い 110-3) / 感想・レビュー

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Yu。

イライラ、ムカムカ、あぁ‥シンド、と毎日が戦争さながらの忙しさのなかでも、我が子の“おなか ほっぺ おしり”をぷにぷにてみりゃ全てがリセットよ!的な愛情表現に笑みが溢れてくるという、3人の子供達を育て上げた著者が25年前を振り返るドタバタ子育て奮闘記。その明るい文章表現と当時が描かれる著者作の絵との合体技がなんともたまらない相乗効果をもたらし、何度も癒されてしまう。。。もう早いもので、といおうか話の中心人物だった長女カノコに彼氏とはねぇ(*´˘`*)

2015/02/26

minazuki

「良いおっぱい悪いおっぱい」に続く育児エッセイ、25年後に加筆・修正した完全版。カノコちゃん2~3歳、サラ子ちゃん0~1歳くらい。イラストつきでとにかくかわいい。親からするとかわいいだけじゃすまない。「コドモを見ていると、こいつらはほんとに邪悪な存在である、と思います」なんてことも書いてある。そんなホンネの子育てがその当時の母親たちに支持されたのだろうと思う。

2018/10/22

おはぎ

子供をつくるのは親のエゴだから妊娠出産育児、辛いのも全部自己責任!みたいな風潮もあるけれど、いや、そういうことじゃないよな…と思わずにいられない人たちへ、心から贈りたい1冊。大好きで可愛くて可愛くて仕方ないはずの我が子も、時には(時にはどころではない)心底憎らしくなる。でも、乳幼児の肉体のぷにぷに加減というのはすさまじいもので、それだけで憎しみを相殺してくれちゃったりするわけだ。下手な恋愛劇よりも、よっぽど人間の愛憎がありありと現れるのが子育てなんだなあ。

2022/05/22

アイリーン子

なんかもう…ちょうど今二歳児に振り回されて(しかも妊娠中)ヘトヘト状態だったのですごい沁みた。自分の意志で産んで自分の責任において子を育てているのだからしんどい辛いと愚痴るのはどうなんだ、という考えが頭の中を占める反面、実際かわいい楽しいだけが出産育児じゃないというのも真実なわけで、こんなしんどい思いをしてるのは私だけじゃないんだ、という実感には大いに力付けられたし慰められもしたし、また明日からがんばらなきゃな、と前を向けるエネルギーももらった。図らずもすごくいいタイミングでこの本を読むことができたな。

2015/12/13

はっぴーちゃん

すごくよかった。普段は子供を通じての人間関係があるが、2人の子供が立て続けに体調不良となると部屋にこもりきりで孤独になる、とあり、同じ状況にあったので。あぁ仕方ないことなんだぁと安心しました。

2017/12/21

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