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任侠学園 (中公文庫)

任侠学園 (中公文庫)

任侠学園 (中公文庫)

作家
今野敏
出版社
中央公論新社
発売日
2012-01-21
ISBN
9784122055841
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「任侠学園 (中公文庫)」のおすすめレビュー

ヤクザ映画に追い風!? 令和の時代に「任俠」シリーズあり! 世の中の閉塞感に風穴を開けるのは“阿岐本組”かもしれない!

 ヤクザはヤクザでも、そんじょそこらの堅気より善人でお人好し。困っている人を見ると放っておけず、世直しに命をかけるあまり組員たちへの無茶振りもハンパない……。

 そんな愛すべき親分率いる阿岐本組の悪戦苦闘ぶりが痛快な「任俠」シリーズ。『任俠書房』『任俠学園』『任俠病院』『任俠浴場』とこれまで発売された文庫本はシリーズ累計65万部を超え、映画化を期待する声も多かった。

 しかし、「暴力団対策法や暴力団排除条例が施行された影響で、大手映画配給会社は軒並みNG」だったと語るのは、原作者の今野敏さんだ。ところが世の中の風向きが変わり、ヤクザ映画に対する逆風もむしろ追い風にする勢いで、シリーズ2作目の『任俠学園』を実写化した映画が、9月27日に公開される。

 文化人への憧れが強く、古き良き昭和の価値観を重んじる阿岐本組長は、これまでに倒産寸前の出版社、学校、病院、銭湯の経営立て直しを引き受けてきた。そのたびに振り回されてきたのは、親分と組員たちの板挟みで右往左往するナンバーツーの日村、若い衆を仕切る喧嘩っ早い三橋、女たらしのヒモ男志村に元ハッカーの市村…

2019/9/26

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原作者は「この映画が好き」と語り、西島秀俊も撮影秘話を披露。『任俠学園』決起大会をレポート!

 義理と人情を大切にする昔かたぎのヤクザたちが、傾いた会社や学校を立て直す……。痛快な“世直しモノ”としても、読んでためになる“お仕事小説”としても楽しめる今野敏の「任俠」シリーズ。

 文庫本はシリーズ累計で64万部という大ヒットとなり、幅広い世代からファンを獲得してきたが、ついにその映画版が9月27日に公開に。映画化されるのは、荒れ果てた私立高校を再生するシリーズ第2作の『任俠学園』。西島秀俊×西田敏行のW主演というキャスティングも含め、公開前から話題を呼んでいる。

 文庫の出版元の中央公論新社では、映画化に合わせたシネマ&ブックのキャンペーンに向け、書籍を販売する書店のスタッフを招いた決起大会を開催。作品の関係者から、映画化にまつわる裏話も多数飛び出したので、その様子をレポートしよう。

原作者・今野敏も「私はこの映画が大好きです」と太鼓判

 この決起大会では、まず中央公論新社代表取締役社長の松田陽三氏が挨拶。高倉健主演で義理と人情の世界の『網走番外地』、実録路線の『仁義なき戦い』、哀川翔や的場浩司が大暴れしたVシネマなど、時代時代のヤクザ映…

2019/9/6

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映画『任俠学園』公開直前! “善人”すぎるヤクザの人情コメディに大注目「面白い上に泣かせどころもあるし、満点です!」

『任俠学園』(今野敏/中央公論新社)

 社会貢献型ヤクザの活躍を描いた小説『任俠学園(中公文庫)』(今野敏/中央公論新社)が、西島秀俊と西田敏行のW主演で映画化。2019年9月27日(金)の映画公開を目前に、ネット上では原作小説があらためて注目を集めているようだ。

 同作は義理と人情に厚すぎる弱小ヤクザ「阿岐本組」を中心とした“人情コメディ”。組長の阿岐本雄蔵は度胸も人望も申し分のない頼れる親分だが、文化的な事業に目がないところが困りもの。今回引き受けてきたのは、潰れかかった私立高校の運営だった。親分に振り回されてばかりの代貸・日村誠司たちは、百戦錬磨のヤクザも嘆くほど荒廃した学園を建て直すために奔走していく。

 コミカルな展開ながら泣けるシーンもしっかり用意されているのが同作の魅力。実際に原作小説を読んだ人からは、「深みがあるストーリーでクライマックスは涙もの。映画化されるのも納得です」「笑えるだけじゃなくてホロっとさせてくれる場面もある。スラスラ読めて息抜きにピッタリ」「『水戸黄門』のような話の流れで安心して読める。面白い上に泣かせどころもあるし…

2019/9/20

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「任侠コメディとスカパラって相性良すぎ」 映画「任侠学園」特報解禁! 主題歌は東京スカパラダイスオーケストラに決定

 西島秀俊と西田敏行のW主演で制作される映画「任侠学園」の特報映像が公開。東京スカパラダイスオーケストラが手がける主題歌も解禁となり、「任侠コメディとスカパラって相性良すぎ!」と注目を集めているようだ。

 今野敏の小説を原作とした同作は、世間のルールを徹底して守る“社会貢献型”のヤクザ・阿岐本組の物語。組長の発案で経営不振の高校を立て直すことになった阿岐本組が、今どきの高校生や事なかれ主義の教師たちと向かい合う。西田は義理と人情に厚すぎる組長を演じ、西島は組長に振り回されがちなNO.2・日村役。伊藤淳史、池田鉄洋、佐野和真、前田航基が組員役、葵わかな、葉山奨之、桜井日奈子が生徒役で出演することも発表されていた。

 特報は「行くぞ!」と凄む日村のセリフから始まり、地域の住民に挨拶をしながら街を歩く組員たちの姿が。学校に潜入した日村組は教師や生徒に怯えられながらも、さまざまな問題を解決しようと奔走する。ラストでは組長が生瀬勝久演じる校長・綾小路に「私どもがヤクザだってこと、いつ頃分かりました?」と尋ねるシーンも。綾小路は「会ってすぐ」と間髪入れずに答え…

2019/5/27

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任侠学園 (中公文庫) / 感想・レビュー

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ehirano1

前作(任侠書房)ではなんだかビジネスに通じるところが多いのでは?、と思っていたので、今回はハナからビジネス書として本書を楽しみました。安岐本親分は部長、日村は課長、日村の舎弟達は日村配下のメンバー(一般社員)、学園は採算の上がらない万年赤字の子会社、という具合です。あとがきでは、企業再生小説、任侠小説、組織小説などとしても楽しめると言及されていましたので再読時はどの視点で読もうか楽しみです。

2017/08/05

W-G

一作目に引き続き楽しめた。前作での、出版社や町工場の再建方法は、今風な経済ヤクザっぽいアプローチであったのに対して、今回はいかにも昔気質の渡世人。それが私立高校というモチーフと絶妙にマッチする。日村と阿岐本に活躍が偏って、若手組員、特に市村は、一作目より存在感が薄れてしまった印象を受けたが、そこはシリーズ物なので、この先、順々にフォーカスを浴びていけば問題ない。ただ、志村などはもう少し面白い使い方があったような気がする。地の文の随所で、ヤクザっぽい観察眼が発揮されていたり、細かいところもしっかりしている。

2020/09/17

佐々陽太朗(K.Tsubota)

とにかく楽しい。それだけでなく日本人が失ってしまった大切なものを思い出させてくれます。それは「恥の文化」です。人間として恥ずかしくない行い、そういう生き方ができないならば死んだ方がましだという感覚です。ヤクザの行動様式から学ぶなどといえば何をバカなと非難される時代です。しかし真っ当な市民を名乗る者の中にもとんでもない卑劣漢がいることも事実。ヤクザの方がよほどましだろうという輩です。自分が気に入らないことに文句をいっていれば済むと思っている輩、権利ばかり主張して自らは何も背負わない輩、恥を知りなさい。

2015/11/18

相田うえお

★★★★★良かったです。書房よりパワーアップか!あまり難しいことを考えず単純に読めて娯楽読書として最高。と言いつつも、さりげなく現代の教育問題を取り入れてたりするのは流石。。任侠が学校という発想はある意味、現実にも悪くないような気がしますね。(ある意味だけね。)例えば本作品のように荒んだ学校は普通の先生ではねぇ。これ、連ドラにしたら視聴率稼げそうだなぁ。夜9時でね!あっ、でもゴクセンとかあったからなー。主役を誰にする?松田翔太とかいいなー!って自分の世界に入ってしまった。書房,学園,読了。次の病院いこう!

2016/11/05

再び読書

期待通りの面白さでした。日村の憂鬱さが、少し大袈裟だが、無理難題を阿岐本から要求される辛さかな。今野氏のヤクザの捉え方は、昔の博徒や稼業人として在り方で、金儲けなら何でも請負い、犯罪なら何でもござれという視線では無い。だからこそ、今のモンスターペアレンツとの戦いに疲れ果てた校長や先生を、本来の目的に気付かせ、気持ちを奮い立たせる事が出来たと思う。また、子供のことを本当に考えた叱りは、伝わる可能性があるという事実に気づかされる。ヤクザの本当の親子より、大変な親子関係もある意味面白い。今回は少しウルウルした。

2016/08/05

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