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わたしの献立日記 (中公文庫)

わたしの献立日記 (中公文庫)

わたしの献立日記 (中公文庫)

作家
沢村貞子
出版社
中央公論新社
発売日
2012-09-21
ISBN
9784122056909
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わたしの献立日記 (中公文庫) / 感想・レビュー

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ゆゆ

26年に渡る家庭での献立を記した日記。合間のエッセイや、平松洋子さんの解説から、沢村貞子という女優さんの地に足のついた芯のしっかりした人となりが伝わる。年末から松の内が明けるまで、家族と過ごすことを優先し、仕事上のおつきあいを一切断った話や、どんなに忙しくてもちらし寿司を作っておく(そのために前もって寿司の素を作っておくという…)話など、とても印象的だった。装飾品はいらないから、ただ食材だけはちょっと贅沢をする、という姿勢に伺える彼女の背筋の伸びた感じが本当によく伝わってくる一冊。

2018/06/15

きゅー

沢村貞子は女優という日々の生活が不規則な仕事を続けながら、朝晩の食事はてづから作り続け、それを献立表として綴った。女優と聞けば派手な生活が思い浮かぶが、これらの献立からはまめやかで地に足をつけた生き方が想像される。夫への愛情に満ちた言葉の数々は、すでに二人とも亡いながらも彼らの面影が思い浮かぶようで、ホッとさせられた。平松洋子のあとがきも、沢村貞子の人となりをより深く染み入らせる良い余韻となった。

2017/11/08

ひつじ

女優をしつつ日々料理を作れるとは脱帽。日記といっても料理名が書かれてるだけなんですが、それを20年維持続けた事も凄い。間にあるエッセイもほんわかしました。仕事の付き合いより家族との食事が大切ですよね。

2016/03/21

くさてる

明治生まれで浅草育ちの女優さんで素敵な随筆家でもある沢村貞子さんの本。題名通り、旬と家庭料理らしい肩の凝らないお献立の内容が中心ですが、食に関する短い随筆なひとくちメモも添えられています。優しくて穏やかな言葉だけど甘ったるくなく、現代や若者に対しての苦言はあっても嫌味がない。素敵な文章だと思いました。

2014/07/07

sawa

★★★★☆ 女優・沢村貞子が26年間、大学ノートに毎日書き記した「献立日記」。その数なんと36冊。その中から抜粋されたものと、エッセイが少し。レシピ本と違って、毎日の本当の献立なので、同じものが続いたり、前の日の残り物らしきものがあったり、ちょっと組み合わせがおかしかったりするのもご愛嬌。平松洋子の解説もじんときていい。

2013/09/05

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