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馬の世界史 (中公文庫)

馬の世界史 (中公文庫)

馬の世界史 (中公文庫)

作家
本村凌二
出版社
中央公論新社
発売日
2013-11-22
ISBN
9784122058729
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馬の世界史 (中公文庫) / 感想・レビュー

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ヨーイチ

馬の歴史を知りたいと思っていて、ドンピシャな本に巡り会い、即購入。出版社も厚さも手頃だったし。競馬は全く興味が無い。バード女史の「日本の馬は猛獣である」と言う記述がずっと気になっていた。あとシュリーマンが馬の乗り方が逆で繋ぎ方が逆(つまり往来に向かって尻を向けている?)で変だ、って報告していた筈だ。馬の運用から世界史を綴っている。馬と船の活用が歴史に大きな影響を与えて来たらしい。これは内燃機関が普及するまで続いた、ということはついこの間までってことになる。続く

2016/03/23

ああああ

馬、かっこいいよね!馬、素敵だよね!馬が大好きな学者先生が専門分野を飛び越えて、馬と人とのかかわりを書いたステキな本。人類史のうちでここ3、4千年の発展は目覚ましいものがあるが、馬の使役・騎乗が発展の大きな起爆剤だったと著者は言う。もっともあたらしい一次産業であった牧畜。もっとも強い軍隊であった遊牧騎馬民族。その過去はつい昨日のような話なのだ。この本を読んだ人が少しでも馬への敬意を抱いたのならきっと著者と仲良くなれると思う。

2015/05/14

はなひげ

歴史を学んでいるときによく思うことだけれど、頭の中にぽつぽつと蓄えた断片的な知識がなんらかの線で繋がった瞬間、大いなる快感が訪れる。この本は、馬事情から見た歴史の線をあざやかに引いてくれます。本村氏の本を読んだのは初めてですが、悪く言えば衒学的で(著者は浅学と自称しちゃってる)他の著書も読みたいと思わせる一冊でした。あとがきにあるオルフェーヴルへの賞賛にも共感。脱線だけど、オルフェーヴルの栗毛は陽光に透かして見ると金色に輝いて、それはそれは美しいと思ったものです。

2014/06/09

電羊齋

まず、プロローグ「もし馬がいなかったら、二一世紀はまだ古代だった」で、人類と馬との関わり、そして世界史において馬が果たした役割につき提起した後、世界史視点から人類と馬との関わりを記述。エピローグの「……われわれはこの気高く美しい動物に歴史の負債を返済したといえるだろうか。」という問いかけは重い。個人的には、4章「ポセイドンの変身――古代地中海世界の近代性」と6章「アラブ馬とイスラム世界」が興味深かった。ポセイドンが元々は馬の神だったとは知らなかったし、アラブ馬の起源についても勉強になった。

2014/10/05

celica_9

馬が大好きなので読みたいと思っていました。読む前は深く考えていなかったのですが、それは騎馬遊牧民族の歴史と大きく重なる訳で。騎馬遊牧民についてまとまったものを読みたかったので、本当に面白かった!ホラズムの処刑の話は子供心にトラウマになっていたのですが、王子を見逃すエピソードもあり、恐怖の宣伝もあったのかな、と認識を改められそうかな。日本と騎馬遊牧民の説は初めて聞きました。最後にダーレーアラビアン等3頭の名前が出てきた時は現代まで話がきたよ!とちょっと感動。楽しい一冊でした。

2015/06/25

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