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養老孟司の幸福論 - まち、ときどき森 (中公文庫)

養老孟司の幸福論 - まち、ときどき森 (中公文庫)

養老孟司の幸福論 - まち、ときどき森 (中公文庫)

作家
養老孟司
出版社
中央公論新社
発売日
2015-07-23
ISBN
9784122061408
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養老孟司の幸福論 - まち、ときどき森 (中公文庫) / 感想・レビュー

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ちびbookworm

★3-3.5.最近tvで飄々とした、養老さんを見て、本書をよむ。前半は現代日本の批評、後半は日本の森再興論◆前半は雑多な感があり、時々、際どいテーマを賛否ある切り口で話す◆学校や会社で行き詰まる現代人は、「人間の世界」にだけいるから苦しい。「花鳥風月」の自然の世界にも、自分の身を置けば苦しさは半減する(森や田舎で身体を動かし、遊んだり、畑をする)◆都市生活者が田舎を訪問する「現代版・参勤交代論」の提唱◆本書が再版されたメタメッセージは、コロナ禍で都市を出て→田舎でリモートワークしたい人と共鳴するからだろう

2022/03/27

chie

幸福論とは、何となく養老さんらしからぬタイトルだと思ったけれど、内容は相変わらず養老節健在だった。読んでいる時は腑に落ちていくのに、まとめることができない歯がゆさをまたしても感じる。日本の行く末を案じて書かれていることだけは間違いない。対談は「森里海連環学」に絡めて、日本の森について。ありふれた推奨で終わらないことが森には秘められている? 「バカの壁」「「自分」の壁」も読んできたけれど、ブレてないところが凄かった。

2019/01/03

アムリタ

よくよく考えたらわかることが平易な話し言葉で書かれている。 人間は色んなものに依存して、今や考えなくても生きていける。この本もそのことへの警鐘なのだが、それすら立ち止まって耳を傾ける人がどれだけいるのだろう。たった一人の声である。でも、かなり本気の声でもある。 自然への畏敬の念を取り戻せ、そうすれば人間存在の重みも復活するするはずだ、と先生はおっしゃる。なぜなら人間も自然の一部だから。今ほど一人の力が無視されている時代はない、それは人を本気で頼りにしていないからだと。今、人間復興しないでどうするの!

2022/03/11

江藤 はるは

花や木や小鳥の言葉を あなたにも教えてあげたい

2020/05/06

Haruka Fukuhara

自由で面白い人だと思う。一時すごい流行って最近はごく一部の人にしか注目されてない気がするのは少しもったいない。地元の文化人でもあります。

2017/05/21

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