考えるマナー (中公文庫 ち 8-3)
考えるマナー (中公文庫 ち 8-3) / 感想・レビュー
ehirano1
本書を通じてでさえこれだけのマナーの数があるってことは、結局、マナーってのは最終項「マナーのマナー(町田康)」で言及されているように、「常に外部から齎される」モノですよね。しかし、コレを詳細に分析すれば何かの共通項、そして何らかの法則が見えて来るかもしれないとワクワクしますがメンドクサイのでどなたかお願いします・・・。
2021/09/07
KAZOO
12人の様々な分野で活躍されている方たちによる「・・・のマナー」ということで見開き2ページにエッセイのような感じで書かれています。穂村弘さん、劇団ひとりさん、佐藤優さん、井上荒野さん、三浦しおんさんなどなどです。マナーとはいうものの堅苦しいものではなく、ご自分たちがその時々に受けた感じなどを書かれています。楊逸さんの「ブックカバーのマナー」にはうなずくところがありました。
2022/05/05
みかん🍊
マナーをテーマにしたエッセイ集、相変わらずしをんさんはぶっ飛びで笑える「降りますのマナー」都会では無言でぐいぐい押すって怖い、田舎ではそこまで混まないけど、降りる時はちゃんとすいませんとか降りますと言うよ、笛を吹くというのは凄い発想(爆笑)、銭湯で読書の夢は露天風呂付客室や貸切露天風呂の温泉宿ならできますよ。穗村さんの「殺しのマナー」常々思う事です先日生きた伊勢エビを料理する時に同じ様に感じました。マナーは決まり事ではなく時と場合によって、人によって違うから難しい。
2017/04/21
岡部敬史/おかべたかし
多士済々の書き手が「マナー」というゆるい括りで自由に書き綴るエッセイ集。久しい間、トイレ本としても大活躍した非常に楽しい一冊でした。井上荒野さんと三浦しをんさん劇団ひとりがとにかくうまく楽しい。超おすすめです。
2017/05/12
ehirano1
前半のさらに半分(つまり1/4)は皆さん流石と言わせるウイットをかませて文章を纏めてきます。しかし、後半になるにつれ徐々に疲れが見え始め、劇団ひとりさんは明らかにネタ切れ状態でアップアップ。一方、最初から最後まで爆走したのが三浦しおんさんで、後半から三浦しおんさんを上回る爆走を見せたのが町田康さん。なんかレースみたいで楽しかったですwww。
2022/12/16
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- 出版社
- 光村図書出版
- 発売日
- 2023-06-26
- ISBN
- 9784813804383