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閉経記 (中公文庫)

閉経記 (中公文庫)

閉経記 (中公文庫)

作家
伊藤比呂美
出版社
中央公論新社
発売日
2017-06-22
ISBN
9784122064195
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あらすじ

変わっていく身体、減らない体重、親の老い、夫の偏屈。更年期に次々とふりかかる事態に女たちは奮闘する。その闘いぶりは、〈漢〉と書いて〈おんな〉と読むにふさわしい――ぽっぽと火照るからだで日米を往復し、仕事に介護にラテン系エクササイズにと全力で走り抜けた日々。人生と格闘する多くの女たちの支持を得た、パワフルなエッセイ集。

閉経記 (中公文庫) / 感想・レビュー

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千穂

更年期真っ最中の私はフンフンうなづきながら読んだよ。面白かった。仕事に遠距離介護にラテン系エクササイズ、全力で走る伊藤さんのパワフルエッセイ。私もブルンブルン腰回してズンバやりたくなったよ。体重は減らなくても介護要らずの丈夫な足腰ゲット出来そう。

2017/10/04

cao-rin

この方の著書は確か2冊目だと記憶している。最初の本は著書の最初の妊娠出産を綴った「良いおっぱい 悪いおっぱい」。今回の作品ではその最初のお子さん、カノコちゃんが母となる。懐かしさとタイトルに思わず手に取ったが、相変わらず歯切れがよい語り口。私より10歳ほどご年配だが、恐らくこの本は今の私くらいの頃書かれたのか?介護あり、親の看取りあり、ご自身の身体の変化や孫の誕生。そして文庫あとがきでは旦那様もお亡くなりに…それでもバイタリティ溢れる潔い彼女の生き様は大いに参考にしたい。まずはズンバをやってみるかな?

2017/08/18

ぶんぶん

【図書館】何ちゅうタイトルかと思った。 月経の事を書いているのか、閉経に関して身体の変化とか、と思ったが全然違っていた。 閉経期に差し掛かる女性の心理状態と身体の変化が描かれている。 伊藤比呂美さんの文章は以前読んだ事がある。 いろいろ波乱万丈な生き方をされてきたようだ、まぁ、エネルギッシュなおばさんの独り言、といったエッセイである。 人生の終わりに近い女性のワビサビを感じた。 でも、五十五歳にもなってセックスを楽しんでいると言う事にビックリした。 やはり、この人はパッションの人だ。 

2017/09/09

のんぴ

閉経期に起こったあれこれをつづったから期ではなく記。女に漢という文字をあて、共に戦う仲間と語りかける。感じていること、やってる身内のお世話、広く共感する同世代の女性は多いのでは。とはいえ、そのバイタリティーと、行為の真の意味を掬い取る感性は詩人ならではで、凡人は「そう、そうなんだよね」と膝を打つしかありません。

2018/10/11

橘 由芽

私は好きな作家のエッセイを読みますが、それに対して感想を書くことができない事が多い。素の作家さんを垣間見てしまうと、小説からのイメージと全くかけ離れた実像に戸惑って、素でおっしゃっていることに「何をか言わんや」という気持ちになるからです。この本ですが、ご本人も言っているとおりあられもないタイトルですが、本書の中では漢(おんな)とルビがふられています。酸いも甘いも噛み分けたおばさんの戦いの記録、この本はおばさんのための軍記なのです。漢と書いておんな・・・うん、悪くない!世の中の漢の皆様、是非読むべし。

2017/10/29

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