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花咲舞が黙ってない (中公文庫 い 125-1)

花咲舞が黙ってない (中公文庫 い 125-1)

花咲舞が黙ってない (中公文庫 い 125-1)

作家
池井戸潤
出版社
中央公論新社
発売日
2017-09-05
ISBN
9784122064492
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ジャンル

花咲舞が黙ってない (中公文庫 い 125-1) / 感想・レビュー

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starbro

池井戸潤は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。図書館の予約に若干出遅れて、ようやく読めました。花咲舞シリーズは初読です。連作短編集、バブル崩壊から10年後が舞台の割には、あまり殺伐感・緊迫感がなく、ほのぼのした雰囲気でした。オススメは『神保町奇譚』です。さりげなく半沢直樹が登場して来たのが、ややサプライズでした。

2017/11/21

Yunemo

13年振りの登場、何だか身近に感じていたのに、そんなに月日が経っていたのですか。やっぱりテレビ、杏さんの影響は大きいのですね。途中で「犬にきいてみろ」はあったのですが。だんだん娯楽性の強みに傾いてます。本来の臨店指導グループの枠を超え過ぎてます。他の銀行作品同様、結局は組織の、そして役員の派閥の力学がメインになってしまって。花咲舞にそこまで追及させるのかな。もっと身近なところで活躍している姿を実感したい。との想いも。合併後の指導グループでの花咲舞の活躍、半沢直樹との出会い等、期待してるのですが。残念です。

2017/09/10

W-G

実は少しずつ読み進めていたシリーズ二作目。半沢直樹が出てくるとは思っておらず、予想外のサプライズで楽しめたが、当時の半沢はまだ次長にもなっておらず、それが合併絡みの頭取クラスの密談についてくるか?という、あまりにもファンサービス過ぎてバランスを欠いて思える疑問にもつながる。主に『銀翼のイカロス』との関わりが深く、やや忘れている部分もあったので、まとめて読みたかった。話が大きくなりすぎて、前作よりも花咲のキレが悪く、全体的にやや暗めのトーンになっているものの、今後の半沢サイドでのクロスオーバーも期待したい。

2022/09/01

agtk

タイトル買い。池井戸さんの作品は初めて読んだ。銀行の闇を暴く連作短編集だが、話がすすむほど、闇は深く話は大きくなっていき、ぐいぐいひきつけられた。花咲舞や相馬、芝崎の姿や声がTVドラマの杏さんたちで脳内再生されて、なんだか得した感じ。本編ラスト、あの人が追及する場面は、堺雅人さんのしてやったり顔が浮かんでしまった。正に勧善懲悪。「不祥事」もあちらのシリーズも読んでみたい。相馬さんのその後も気になるし、続編希望。ドラマの続編も観たいな、どっちのシリーズでもいいから。

2017/09/15

chika

「不祥事」で狂咲さんの活躍に魅了され、続編の本作に期待してましたが、期待値K点を大きく上回りました。7篇構成ですが、中でも「エリア51」「小さき者の戦い」は池井戸ワールド真骨頂です。ラストの舞センターリング、昇仙峡ポストプレー、半沢ゴール‼️は気分爽快阿藤海?です。バンカーとしての矜持って深い言葉ですねー。(๑˃̵ᴗ˂̵)

2018/09/16

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