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2030年の旅 (中公文庫 ほ 20-1)

2030年の旅 (中公文庫 ほ 20-1)

2030年の旅 (中公文庫 ほ 20-1)

作家
恩田陸
坂口恭平
小路幸也
瀬名秀明
宗田理
支倉凍砂
山内マリコ
喜多喜久
出版社
中央公論新社
発売日
2017-10-20
ISBN
9784122064645
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ジャンル

2030年の旅 (中公文庫 ほ 20-1) / 感想・レビュー

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mocha

2030年、ちょっと先の未来。そこまではいかないだろうと思うものが多かったけど、AIなど知らないだけで既に随分進んでいるのかもしれない。方向性としては『里帰りはUFOで』のような発展の仕方だといいな。一番驚いたのは宗田理さんが御年89歳だと言うこと。アンソロジーなのに解説がなかったのが残念だ。12年後に再読してどれだけ言い当ててるのか確認してみたい。

2018/02/08

みかん🍊

年代の違う作家さんたちが描く2030年、どれも面白かった、2編ほど訳分からん思ったのがあったが、恩田さんは気付かずに読んでたが『消滅』の人々だと後で知った、、小路さんはこんな田舎の町がこんな風になったらいいなと思わせられる未来だった、東京オリンピックから0年後更に便利なアイテムが出来、文化的な生活が送れるのか、今でも子供の頃には星新一のSFでしかなかった物が当たり前になってきている、2030年は明るい未来になっているといいな、間違っても戦争でなにもかも無くなっているような事にはなって欲しくないもんだ。

2017/11/09

おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…

75/100点 ジャンルの異なる豪華作家陣が紡ぐ、日常を忘れる2030年の旅をあなたに、というテーマの8話のアンソロジー。何か中途半端で自分には合わず、もうひとつの一冊でした。中でまだ面白かったのは、恩田陸さんの「逍遙」と山内マリコさんの「五十歳」ぐらいでした。小路さんの「里帰りはUFOで」が、『ストレンジャー・イン・パラダイス』の"晴太多"が舞台なのにビックリ。こんなところで続きが読めるとは...しかし短編なので物足りず面白くなく、ちゃんと長編で続きを書いて欲しいです。

2017/12/03

いたろう

2030年を舞台にした8編のアンソロジー。(近未来が舞台というだけで、明確に何年と書かれていない作品も。)恩田陸さんの「逍遙」は、どこかで読んだ作品と思ったら、このアンソロジーの後に出た恩田さんの短編集「歩道橋シネマ」に入っている短編だった。その他、2030年もしくは近未来が舞台ということで、大体がSFだったり、現在(この本が出たのは2017年)ない技術が描かれている作品だが、山内マリコさんの「五十歳」は、山内さんがSF?と思ったら、2030年の社会を空想しているものの、特にSF作品という訳ではなかった。

2022/11/22

ゆかーん

遠いようで近い2030年。12年後と考えると、自分は44歳。そう考えるとまだ先のようにも感じますが、科学や技術は確実に進歩していると思います。今回多くの作家さんが取り上げていたのがAI。人工知能が人間と対等に会話をする時代が、あと十数年で実現されるとしたら、未来はとてつもない進化ですね!人間にツッコミを入れたり、諭してくれる姿は、親や教師にそっくり。いつか人類が、AIやロボットから叱られたり、躾られるようになる姿を想像するとちょっと怖いです。人工知能との共存が成功することを、願いたくなる話ばかりでした。

2018/05/22

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