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章説-トキワ荘の青春 (中公文庫)

章説-トキワ荘の青春 (中公文庫)

章説-トキワ荘の青春 (中公文庫)

作家
石ノ森章太郎
出版社
中央公論新社
発売日
2018-10-23
ISBN
9784122066472
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章説-トキワ荘の青春 (中公文庫) / 感想・レビュー

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りんご

エピローグで涙、涙。漫画への讃歌です。エピローグがグッとくるためには本編をお読みくださいね。石ノ森章太郎の語るトキワ荘。今度は赤塚不二夫に興味が出てきました。

2022/03/10

ワッピー

石ノ森章太郎誕生日読書会’20読書本。石ノ森章太郎が漫画家として活躍を始めたトキワ荘時代の回想記。悪友赤塚とつるみ、稼いでは散財するものの、急遽の代打に立ち、飛び込みの仕事も受け、仲間の仕事を手伝いあう、さながら1つの工房のような熱気あふれるトキワ荘を堪能しました。草創期漫画界のつながり、アニメーションへのチャレンジ、そして時代とともに押し寄せる変革の波も含め、知らないことばかり。もはやサブカルではなく世界の「MANGA」となった漫画界の創世記ですね。月岡貞夫、深井国の名が出ていたことも嬉しく感じました。

2020/01/22

ちはや@灯れ松明の火

トキワ荘兵どもが夢の跡。風呂無しトイレ炊事場共同の四畳半、東北出身ジャガイモ青年が二畳半の下宿を経て辿り着いた梁山泊。夢を追う同志たちと熱く語らうマンガ論、立錐の余地などなくてもよかった。稼いでも趣味に費やす原稿料、缶詰めで苦手になった出前寿司、シャイな美少年が稀代のギャグ王に生まれ変わる瞬間。折れかけた心を癒やす海外逃亡、儚く散った姉の面影、甘やかされた末っ子にも巣立つ刻が訪れる。国民的作家となった者、アニメ分野に進んだ者、筆を折った者、未来を知ることもなくあの頃の僕らは笑っていた。嗚呼青春のトキワ荘。

2022/10/21

はじめさん

仮面ライダーやサイボーグ009で知られる、石ノ森章太郎氏が漫画家を目指して上京後に、志を同じくする漫画家たちと暮らした、昭和漫画の梁山泊ーートキワ荘での日々と、仲間たちの思いで。赤塚不二夫はイタリアの伊達男ばりに女にモテたとか。シェ〜ッ! それぞれの漫画家の代表するヒロイン像は、思い出の中で理想化されたような過去の想い人を作品に投影している節があるが、石ノ森氏にとっては病で死んだ姉。トキワ荘の住人たちとのお花見写真のなかに写っており、思わず「うおっ」と声が漏れる美貌。こりゃシスコンこじらせてもしゃあない。

2020/03/17

Tui

漫画を描くことが純粋な創作活動であることが可能だった時代。マンガが巨大ビジネスとなった今ではありえない、表現する個々が切磋琢磨できたとある共同体の記録だ。皆それぞれ必死に生きて純粋に描いていたことが伝わってくる。ストイックに描きたいものを描け、それを発表し批評の受け皿となる媒体が整っていたトキワ荘は、ある意味において恵まれた環境だったんだろうな。

2019/07/08

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