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七つの街道 (中公文庫)

七つの街道 (中公文庫)

七つの街道 (中公文庫)

作家
井伏鱒二
出版社
中央公論新社
発売日
2018-10-23
ISBN
9784122066489
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七つの街道 (中公文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

お気に入りさんの感想を読んで手に取りました。街道物は好きで司馬遼太郎の街道をゆくは何度も読んでいます。井伏さんのこの本ではどちらかというと紀行的なものというよりもその街道の歴史的な文献を読んでその土地での役割を地元の住民などに確認して一つ一つの物語にしています。三浦哲郎さんの巻末エッセイも楽しめました。

2019/11/07

しんこい

井伏版街道をゆく、と言いたくなるが昭和32年ならこっちが先か。井伏氏も歴史を紐解き義経や農民一揆について語ったり調べたりするが、歴史は歴史で、見ているのは現在だな。篠山はまだひなびていたわか、どももでこぼこ道だらけではある。

2019/09/08

田中峰和

旅番組を観る愉しみは、地元の人が話すお国自慢。テレビが普及する前、井伏鱒二が旅行記にも地方ごとに住人の特長が出ていて楽しめる。京都から出発する近江路編では、旅館に向かうときのタクシー運転手との会話がいかにも京都人らしい。老舗旅館のはずなのに、知らない運転手に地元出身かと尋ねられたことにカチンときたのか、「京都の生まれどす」と答える運転手。ようやくたどり着いた旅館の前で、「ちっこい家やな」と悔しがる。雄琴の旅館組合が鴨に葱を背負わせて放鳥したが、大阪に比べ京都人は見向きもしなかったらしい。これも京都らしい。

2019/05/21

ひでお

井伏鱒二の紀行文集。旅行先の資料は綿密に調べているのに、旅は結構気まぐれにいったりきたり。それからお決まりのように釣をする。昭和30年代の旅行記ながら、現代とは旅行スタイルや移動手段が大きく違うのも印象的。道路は未舗装のところもたくさんあるし、新幹線もないので時間がかかる。この本を読んでいると昭和は遠くなった感が強くなるように思う。

2019/06/09

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