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ノワール-硝子の太陽 (中公文庫 ほ 17-12)

ノワール-硝子の太陽 (中公文庫 ほ 17-12)

ノワール-硝子の太陽 (中公文庫 ほ 17-12)

作家
誉田哲也
出版社
中央公論新社
発売日
2018-12-21
ISBN
9784122066762
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ジャンル

ノワール-硝子の太陽 (中公文庫 ほ 17-12) / 感想・レビュー

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イアン

★★★★★★★★☆☆姫川シリーズの『ルージュ』と対をなす<ジウ>サーガシリーズ第8弾。不可解な上層部からの指示により左翼の親玉・矢吹を取り調べることとなった新宿署の刑事・東。その矢先に謎の覆面集団による記者殺しが発生するが、被害者は東のよく知る男だった…。なぜその男は殺されなければならなかったのか。歌舞伎町の秩序を護る〝歌舞伎町セブン〟が導き出した答えとは。単純な記者殺しが『ルージュ』を踏まえて読むと俄然立体感を増す。法に縛られない彼らも大概の悪人だが、「俺は…外道は、赦さない」という陣内の言葉に痺れた。

2023/06/11

のり

ルージュとノワールの合わせ鏡。こんな発想する誉田さんスゴすぎ。社会問題の沖縄・反米軍基地デモを背景に次々と起きた事件。セブンメンバー「上岡」を殺した犯人を追う警察だが…「東」も気にする事件だが、別件で身動きが…仲間を失った歌舞伎町セブンの面々の失意が伝わってくる。最も敵にまわしてはいけない人達に狩られる方になった犯人グループ。所詮、役者が違う。「陣内」と「東」の取引も双方にとって危険なものだったし、この先の折り合いのつけ方も興味深い。

2019/01/20

TAKA

悲しみや苦しみ、憎しみに、怒り。そんなものの二つや三つ、いつも肚の底に転がしておくくらいで、人間はちょうどいい。東刑事と姫川のコラボはほんのちょっとでした、残念。歌舞伎町セブンの上岡が早々と退場してしまい、これも残念。上岡の弔いともいうべき物語。ダムドを飛ばして読んでいることに気づいちまった。これもまたまた残念。東がセブンの一員になりそうな伏線ですね。しかしながらこのシリーズは癖になりますなあ。姫川も歌舞伎町セブンも追っていきますよ。

2021/04/26

chinayo

歌舞伎町セブンが活躍。こちらは必殺仕事人って感じで、最後の最後にキメタ!

2019/01/20

金吾

○誉田さんの話は面白いですが内容をすぐに忘れてしまいますので、ルージュの記憶があるうちに一気に読みました。展開がスピーディーでありルージュではわからなかった部分もわかり良かったです。ジウシリーズも今の記憶があるうちに読んでみようと思いました。日米安保の話はなかなか難しいなと思いました。

2021/03/18

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