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風に吹かれてII-スタジオジブリの現在 (中公文庫 す 30-2)

風に吹かれてII-スタジオジブリの現在 (中公文庫 す 30-2)

風に吹かれてII-スタジオジブリの現在 (中公文庫 す 30-2)

作家
鈴木敏夫
渋谷 陽一
出版社
中央公論新社
発売日
2019-03-20
ISBN
9784122067127
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風に吹かれてII-スタジオジブリの現在 (中公文庫 す 30-2) / 感想・レビュー

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佐島楓

プロデューサーというポジションから語られる宮崎・高畑両氏の姿が鮮烈。これはもう、その立場をとっくに超えている。この三人が出会ったことが奇跡のひとつなのだなと思う。私の感性のなかにジブリとアニメージュから得た影響はとても大きいからこのかたたちを尊敬し続けている。そのせいで読了中から興奮が止まらなかった。クリエイターとはこういうものだと教えていただいた感慨があった。自分は本当にこのままでは駄目だ。

2019/04/05

matsu

渋谷陽一による鈴木敏夫氏のインタビュー。「風に吹かれて Ⅰ」の続き。2013年あたりから2018年まで。 アリエッテイ、コクリコ坂、風立ちぬ、かぐや姫の物語、思い出のマーラーの製作話と、庵野秀明氏との関係、高畑勲氏との思い出などを語ってる。高畑勲氏の平家物語を見たかったなぁー。

2019/04/23

やまねっと

鈴木敏夫とはという議題から始まったインタビューは結局、鈴木敏夫は高畑勲なのだという結論が見事な対談の答えとして結末した。1つの読み物としてこのまとまり方は見事だった。 渋谷陽一にしか出来ないインタビューだとも思った。 鈴木さんの本はこれからも出てくると思うけど、ちょっと他では太刀打ちできないのではと、それほど魅力的だ。 次の作品が最後になるだろう宮崎駿の作品と生涯を終えてからの鈴木さんのインタビューが楽しみで仕方ない。それまで長生きしてください、鈴木さん。

2019/07/16

bura

渋谷陽一が随分長く鈴木敏夫Pにインタビューをしていた集大成。現在のジブリが覗ける一冊。宮崎監督の新作情報が垣間見れる。そして高畑監督の偉大さが改めて伝わってくる インタビューでもある。

2019/06/05

やす

感想を登録しようと思って「風に吹かれて」と検索すると、いかに風に吹かれている人の多いことか。さすがにノーベル賞作家は違いますな。ジブリ後期の舞台裏を渋谷陽一さんが舌鋒鋭く抉って行く。ラジオパーソナリティとしてずいぶんとロックに詳しい人だと思ってたけど、アニメも凄く詳しいよう。自ら出版する雑誌のインタビュー記事なのでインタビュアとしては抑えるものがない無双状態。プロデューサー鈴木からジブリ後期作品の舞台裏を暴いていく。高畑さんも宮崎さんも鈴木さんも相当変わった人だと思ってたけどこれほどとは。

2019/05/08

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