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葛飾土産 (中公文庫)

葛飾土産 (中公文庫)

葛飾土産 (中公文庫)

作家
永井荷風
出版社
中央公論新社
発売日
2019-03-20
ISBN
9784122067158
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葛飾土産 (中公文庫) / 感想・レビュー

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Nao Funasoko

初の永井荷風。読み切れるかどうか不安だったが小編の積み重ねだったこともあり無事読了。 戦中戦後の市井の様子や庶民の心持ちなどが感じられる。今までほとんど興味なかったジャンルであり時代なので知識足らずでピンとこない情景描写も所どころあったものの新鮮な気持ちで読み進められた。他日、他の作品も遡ってチャレンジしてみようと思う。

2019/04/03

Inzaghico

本書に収められた石川淳の「敗荷落日」は、戦後の荷風の落魄ぶりを手厳しく批判していて、「おもえば、葛飾土産までの荷風散人であった。戦後はただこの一篇」とばっさり。確かに度肝を抜く最期だったけどねえ。 それにしても、荷風は男性よりも女性を描くほうが断然うまい。いろいろなタイプの女性と接してきたからだろう。 本書の「にぎり飯」と「春情鳩の街」を合わせた久保田万太郎の戯曲「葛飾土産」は、両方のエッセンスをうまくすくいとり、それに久保田の創作が加えられていて、読んでも面白い。これ、上演されたのかしら。

2019/06/01

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