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さよなら獣 (中公文庫 あ 90-1)

さよなら獣 (中公文庫 あ 90-1)

さよなら獣 (中公文庫 あ 90-1)

作家
朝比奈あすか
出版社
中央公論新社
発売日
2019-12-19
ISBN
9784122068094
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ジャンル

さよなら獣 (中公文庫 あ 90-1) / 感想・レビュー

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miu

阿佐と野々花と咲。10歳のころの3人と20歳になった3人。小学校高学年にもなると立派なヒエラルキーが出来上がっていて、わたしもこの3人のような想いに覚えがある。それぞれの言い分はよくよくわかる。少女たちって夢みがちでまだまだ幼いようだけど、意外と真理をついていたりする。わたしは野々花の性格がとても好き。自分を大切にすることは、時に人を傷つけたりするけれど、また元に戻れる仲間がいるっていいな。

2020/01/23

たっきー

「少女は花の肌をむく」改題。思春期の友人・異性関係の息苦しさの感覚が蘇る作品。友人が友人につける順位のようなものに、自分が妙に敏感になる」ことに気づいていて、そんな自分が嫌だ…とか、リアルな感覚だなぁと思う描写が良い。

2020/03/05

イシカミハサミ

「10歳」「20歳」 十年という年月を挟んだ2部構成。 小学校で誰かがだれかを見張っている感じ。 これが大人になった時には、 いい思い出になったりもする。 いい思い出にするためにも、 まずはちゃんと生きていないとな。

2020/09/22

こばゆみ

学生の頃は特に仲が良かったわけではないのに(むしろいがみ合ったりしてても)、大人になってから仲良くなることってあるよなぁと、自分に重ねながら読んだ。要所要所で挟まるエピソード(服買ったり弁当作ったり骨折したり)が、良いアクセントになっているように感じた。

2020/01/10

せいこ

女子って面倒くさい(笑) というわたしも、子供の時は、休み時間一人になりたくなくてグループに属してたな。 今回は、他人を気にしすぎる阿佐と自分まっしぐらの野々花、周りと全く馴染めない咲、タイプの違う女子3人の10歳版と20歳版のお話。 周りと協調も多少は必要なんだけど、自分の意見を主張したって無視されない、そんな子供時代を過ごして欲しい。

2020/01/11

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