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北条早雲1-青雲飛翔篇 (中公文庫 と 26-40)

北条早雲1-青雲飛翔篇 (中公文庫 と 26-40)

北条早雲1-青雲飛翔篇 (中公文庫 と 26-40)

作家
富樫倫太郎
出版社
中央公論新社
発売日
2020-02-20
ISBN
9784122068384
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ジャンル

北条早雲1-青雲飛翔篇 (中公文庫 と 26-40) / 感想・レビュー

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Rin

懐かしの軍配者シリーズが蘇る!小太郎たちにまた会いたくなる。小太郎を軍配者として抱えることになる極悪人、北条早雲。早雲の幼い頃からを追いかける物語。野山を駆け回り子ども同士で戦い回る元気な子どもたち。やんちゃながらに物語も愛し、本を読むことを楽しく感じていた早雲。彼が愛する姉を盗賊たちに囚われたことで、才能が顔を覗かせる。幼いながらに他者を惹きつける力があった彼には弟を筆頭に、部下にして欲しいと頭を下げる友もいた。都に上がってからも彼の魅力は止まらない。次巻も発売されたので早く手に取りたいと思います!

2020/03/22

Junichi Yamaguchi

『われ、悪人になるべし』… シリーズ1冊目。 計5冊からなる序章。 彼がこの先、どのように飛翔するのか見届けたい。。

2020/04/22

財布にジャック

想像していたより、ずっと読みやすく、ワクワクが止まらないストーリー展開でした。

2021/07/31

hrmt

軍配者シリーズを読んだ時から文庫化されるのを待ってました(^^)戦国大名の先がけとなった早雲の幼少時代から。素浪人からの下剋上説が通説だったようですが、室町幕府役人である家の出自が本当らしい。ただし備中で育ったため村の子どもと遊びまわる活発さ。そんな無邪気で純粋な新九郎が都に行って初めて目にするこの世の地獄。飢え死んだ者が溢れる大路、河原が人骨で埋め尽くされる情景の描写に応仁の乱の悲惨さが伝わる。かけがえの無い人々と知り合い、己に出来ることを見つめる。『天下を揺るがす極悪人となる』この真意を求めて次巻へ〜

2020/09/20

リードシクティス

戦国大名の嚆矢として知られる北条早雲こと伊勢新九郎の生涯を描く歴史小説。北条早雲といえば司馬遼太郎の『箱根の坂』が好きなのだが、まだ一巻ながらこれも勝るとも劣らず面白い。元来歴史人物の幼少期なんて、NHKの大河ドラマを見てもわかるとおりさほど面白いものじゃない。まして北条早雲の少年期は資料もなく謎に包まれており、この巻で描かれる盗賊退治などのエピソードも全部創作なのだろうけど、登場人物がみんな活き活きしており、人間関係もわかりやすく、新九郎がのちの「早雲」になっていく物語の展開も自然で引き込まれた。

2021/07/28

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