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芝浜の天女-高座のホームズ (中公文庫 あ 79-7)

芝浜の天女-高座のホームズ (中公文庫 あ 79-7)

芝浜の天女-高座のホームズ (中公文庫 あ 79-7)

作家
愛川晶
出版社
中央公論新社
発売日
2020-07-22
ISBN
9784122069039
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ジャンル

芝浜の天女-高座のホームズ (中公文庫 あ 79-7) / 感想・レビュー

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真理そら

神楽坂倶楽部が主戦場(?)になっているので神楽坂シリーズの続きも読みたい気分で読み終えた。若く美しく献身的に優しい天女のような妻・清子がなぜ自分の嫁になってくれたのかとだんだん疑心暗鬼になっていく三光亭鏡治の過去や現在が入り混じって楽しく読める。夫婦は「芝浜」のようにもっと相手を信じる方がいいんですかね。が、猫虐待はいけません。

2021/09/19

onasu

四作目まで読んでおいてなんだけど、愛川さんには「紅梅亭」や「神楽坂倶楽部」の続きを期待したいのは変わらないけど、こちらもおもしろくなってきた。  読み始めた頃は、両者に出てくる馬八兄さんやら、若旦那の寅市、平林刑事なんかが若くて、どうにもしっくりこなかったのが、馴れたせいなのか(描写も巧いのでしょう)、馴染んできた。  突拍子もない設定も、昭和も50年代なら、てなこともないですが、何か今よりしっくりくるような。アナログな時代への郷愁でしょうか。何れ初巻から読み直してみようかな。

2020/12/08

hippos

合間合間の小噺が面白い。純粋に謎解きというよりも噺家たちのちょいとした普段が垣間見えるのがいい。 シリーズを読んでいつも思うのは、(古典)落語をもっと知っていればより面白いんだろうなぁ。

2022/01/01

Norico

高座のホームズシリーズ。毎回、元落語家さんに語られる落語界の事件。今回の語り手はちょっと予想外。猫がかわいそうなことされるのは小説でもつらい。

2020/08/22

きょん

高座のホームズ4冊目。明るく働き者で一回り年下の美人妻を持つ真打の周囲に起こる事件あれこれを正蔵師匠が粋に推理。平林刑事や馬八師匠などほかのシリーズの人たちも登場して楽しいし、誰も不幸になってないので読後感も良かった。

2020/08/04

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