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嘘ばっか-新釈・世界おとぎ話 (中公文庫)

嘘ばっか-新釈・世界おとぎ話 (中公文庫)

嘘ばっか-新釈・世界おとぎ話 (中公文庫)

作家
佐野洋子
出版社
中央公論新社
発売日
2020-10-22
ISBN
9784122069749
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嘘ばっか-新釈・世界おとぎ話 (中公文庫) / 感想・レビュー

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shio

佐野洋子版おとぎ話。これは凄い…!パロディとしても楽しめるけど、それ以上にリアルな心理描写による新しい物語としての斬新さの方が上回っている。かちかち山のおじいさんはお婆さんを殺された復讐に狸を公開処刑。大人になれない女は痛くない清らかな方法で親指姫を産んだ。養老の滝は介護の苦悩と安楽死の選択。三匹の子ぶたの次男からみた三男の家は、立派な外見に中身が伴わない不幸の家。いつも髪を掴んで登られるラプンツェルの頭の皮は限界。そらそうだ!😅元々どこか怖い昔話は、実際に追い詰められた人間の心から生まれた話なのかも。

2021/06/21

一華

誰もが知っているお伽話のパロディ集…各々のお伽話のなかの意外な人物の語りが、可笑しみと婀娜やかさを漂わせる。挿絵も妖艶で淫靡…

2021/05/08

katsubek

そもそもおとぎ話というものは、プロットが大半を占める、もしくは、プロットのみが語られる。それ故にこそ、私たちはそこに想像の翼を広げることができる。佐野洋子の妄想(?)が楽しい。一つ一つのお話は極めて短い。そして、何度となく読み返してしまう。不思議な魅力をぷんぷん匂わす快作である。やっぱり、ホント、素敵なストーリーテラーだね。

2020/11/19

midori

誰でも知ってる昔話・童話のパロディ集。主人公や脇役の一人称で語られる物語は斬新(「そうくるか!」と興奮)で,別な世界や人生を見せられる。少し大きくなった子供に読み聞かせてビックリさせたいな。大好きな本。

2021/01/28

ひさか

1985年10月講談社刊。1992年9月マガジンハウス新装版刊。あとがきを追加して、1998年03月講談社文庫化。2020年10月講談社文庫版に村田沙那香さんのエッセイを追加して、中公文庫刊。26篇のおとぎ話パロディ。全てに佐野さんのオチというか教訓がついていて、楽しめる。 佐野さんのおとぎ話の解釈が面白く笑ってしまう。

2020/12/25

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