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屋根裏博物館の事件簿 (中公文庫)

屋根裏博物館の事件簿 (中公文庫)

屋根裏博物館の事件簿 (中公文庫)

作家
澤見彰
出版社
中央公論新社
発売日
2020-11-25
ISBN
9784122069893
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ジャンル

屋根裏博物館の事件簿 (中公文庫) / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

16歳の高校生だが、私設博物館で民俗学研究にはげむ少女あづみ。実在の人物である渋沢敬三(栄一の孫)・網野善彦の史実にからませて、現実との接点を保持しながら、物語世界へ濃厚に入り込む点が醍醐味。昭和34年という時代設定は、民俗学的調査には必要な過去だろう。時には危険にさらされるシーンにハラハラさせられながら、あづみ自身の過去にも接近していく。続編が読みたいが、史実の渋沢敬三は4年後に亡くなっているので、あづみの将来も気になる。同僚の林常彦が、よき兄のような役割を果たしてくれるのが心強い。

2020/12/17

bvbo

渋沢栄一の孫・敬三が作った私設博物館では民具の蒐集、研究と「日本民俗学」の研究が新たに進められていた。敬三に拾われた記憶喪失の少女が同僚とともに持ち込まれた謎を解く…3話。 最初は主人公の性格にイラっときたが、話しが進むうちにまあ、わかるように。仕事内容も同僚と友達とも上手くやってけるかな?と続きが気になる。出たら読みたいな〜

2021/04/15

てんてつ

戦後東京の復興が進み街並みが激変する時期の話。といっても舞台は地方で時代の流れに取り残された古い日本の村の営みが関係してくる。民俗学=陰湿という感じが強いが都市の感覚に慣れてしまうと地方の古い生活は異様に見える。しかしその地の風土ではそう生きざるを得なかった人達がいたわけで単純に善し悪しを語れないだろう。古い因習に囚われた生活が悪であると捉えがちなのに対して、作中で語らえるよう民俗学にあり方としてそう言った人達の営みを記録し知ってもらう学問という定義もなかなか良いところを突いていると思います。

2021/03/25

こまいぬ

少女の成長の物語にして、民俗学ミステリー。少女は夢で過去の出来事を幻視する。連作短編になっていて、さくさく読み終える。結構怖い話が多いんだけど、主人公に向けられる悪意が特に怖い。しょっちゅうピンチになるところも怖かったけど。メインキャラクターの1人である林、学友の輝子との関わりも楽しく読めた。シリーズ続編が出たらよみたい。

2020/11/29

Kozue Hasebe

★★★

2021/02/04

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