読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

チャリング・クロス街84番地-増補版 (中公文庫, ハ6-2)

チャリング・クロス街84番地-増補版 (中公文庫, ハ6-2)

チャリング・クロス街84番地-増補版 (中公文庫, ハ6-2)

作家
ヘレーン・ハンフ
江藤淳
出版社
中央公論新社
発売日
2021-04-21
ISBN
9784122070257
amazonで購入する

チャリング・クロス街84番地-増補版 (中公文庫, ハ6-2) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

KAZOO

昔愛読していた本が若干の増補版となって再刊されました。ニューヨークに住む古書愛好家の女性脚本家とロンドンの古本屋の番頭のような男性との心温まる書簡のやり取り(古書の探訪・購入とその入手経緯など)を終戦後の時代の状況を絡めながらの内容そのままを掲載されています。食料を送ったりその男性が亡くなったりと起伏があったりします。訳は文藝評論家の江藤淳です。いい本です。

2021/04/27

はやしま

【第180回海外作品読書会(5月7&8日)】米国在中の英国文学愛好者ヘレーンと英国の古書店の担当者フランクの書簡集。やりとりに時代と愛書家の空気を感じる本書だが、改めて増補版となったものを読んでみて、内容が変わっているわけではないのに、じっくりと読んだためか、ヘレーンの英国文学への造詣の深さ、フランクの確かな知識、そしてヘレーンの米国人らしい遠慮のない言動とフランクのジョンブルぶり(親しくなって軟化していくところもまた英国人らしい)、そして何よりヘレーンの孤独・寂しさを以前より感じた。

2021/05/09

スプーン

古書店と顧客女性の20年に及ぶ往復書簡集。愛とユーモアに満ちた魅力的な手紙たち。こんな時代でも他人を信じたくなって来る一冊です。

2022/02/09

toma225

インターネットなどなかった時代、NY在住の脚本作家の女性が、ロンドンの古書店に手紙で本を発注するところからこの物語は始まります。始まると言っても、何か大きな出来事が起こるわけではありません。ただ、粋なのです。大西洋を挟んだ粋の応酬。粋は江戸っ子の専売特許ではないことがわかります。人と人の心が通い合うきらりとした瞬間を大切に積み重ねて生きていきたいと思わせてくれる本です。本を愛する人なら是非。

2021/09/18

yumi✽.。.:*

イギリスの古書店とアメリカの脚本家の女性の、書簡で綴られた、50年前の世界大戦後の物語。本を愛する人の繋がりは、なぜか「本が好き」という一点だけで、特別な繋がりになって、いつもの心のガードがゆるんで、共感や思いやりが深まる気がする。他にも趣味は少しあるけど、これだけ内面の繋がりを深く感じるのが、本の不思議だと思う。大切な人の読みたい本を探す古書店員の喜び、大切な人に贈り物や手紙を通して分かち合う喜び。インターネットも大型書店も自動検索機もない時代の本屋さんで、本探しをしたい。

2021/05/25

感想・レビューをもっと見る