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神を統べる者(一)-厩戸御子倭国追放篇 (中公文庫, あ93-1)

神を統べる者(一)-厩戸御子倭国追放篇 (中公文庫, あ93-1)

神を統べる者(一)-厩戸御子倭国追放篇 (中公文庫, あ93-1)

作家
荒山徹
出版社
中央公論新社
発売日
2021-02-25
ISBN
9784122070264
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ジャンル

神を統べる者(一)-厩戸御子倭国追放篇 (中公文庫, あ93-1) / 感想・レビュー

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けんけんだ

登場人物の名前が難しく読むのに一苦労。聖徳太子(厩戸の御子)七才の時の西暦580年くらいのお話で、日本に仏教が入ってくる前の仏教派 蘇我氏と神道派 物部氏が出てきて歴史の授業を思い出す。神話の神様も登場し、帝が神の力を使って厩戸の御子を殺そうとしたりして、なかなか面白い。中国に渡って天竺を目指す波乱万丈の旅が始まる。(仙人も出てくる。)2巻での展開が楽しみです。

2021/05/04

TheWho

時は、6世紀の大和時代(古墳時代)の敏達天皇の御代。類まれな異能を放つ若き聖徳太子こと厩殿御子の前半生を物語る3巻の古代伝奇絵巻。7歳児にて万巻の仏典や支那古典を読み解き、支那語や百済語を駆使する天才児で、しかも霊力も秀でる厩殿御子は、崇・排仏派の対立に巻き込まれながらも真理を探求するが、御子の異能を危険視する敏達天皇から伊邪那美の呪いを掛けられ支那の陳国に逃避行する事になる。とにかく伝奇物語でありながら宗教哲学の真髄に迫る内容が興味深い。上巻は道教との諍いで結ぶが、次巻の展開が楽しみです。

2023/04/15

ishii.mg

聖徳太子をこれだけいじれるのも荒山徹のすごさ。もっとも太子伝説では大陸に行ったり、中国の高僧の生まれ変わりだったりするので全部オリジナルというよりは、よく調べて書いている。読者として調べてはいないが今昔や霊異記あたりにネタがたくさんありそうだ。

2021/10/22

Miki Shimizu

やっと読めたー。話としては面白そうなんやけどなー。主人公ができすぎくんでおもしろくないんやろかー。3巻まで買ったから、頑張って読むとするかー。

2021/11/28

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